自尊心を高めるために、今すぐ実践するべきなのは<朝、ふとんを蹴っ飛ばす>こと。日々受けるストレスを減らすための方法とは
「何かを我慢し続けている」「他人と比べて自分が劣っている気がする」など、気分が落ち込んでいるのは、自分の機嫌を管理しきれていないからかもしれません。韓国で作詞家やコピーライターとして活躍するキム・ダスルさんによると、「気分がコントロールできれば、人生もコントロールできる」とのこと。そこで今回は、キムさんのベストセラー『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』より一部引用、再編集してお届けします。 【書影】いつでも上機嫌でいるための気分管理術が身につく!『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』 * * * * * * * ◆ストレス源を把握する こんなときはストレスを受けている。気分をコントロールすべきタイミングだ。 1.自分が情けなく思えるとき やるべきことがあるとわかっているのにやらないとか、ずっと先延ばしにした挙句間に合わなかったとか。 がっかりさせたくなかったのに、結局またがっかりさせてしまったとか。 終始こんな調子の自分のことが、必要以上に情けなく思えてくる。 2.思い通りにいかないとき 今回は真面目に努力した。やるべきことはやったし手も抜かなかった。 それなのに思う結果が得られなかった。 やっぱり自分は何をやってもダメな人間なのかもと落ち込む。 人生を否定的にしかとらえられなくなるほどの危険なストレスを受ける。
◆ストレスを減らすには 3.話が通じないとき コミュニケーションがうまくいかないときのストレスははかり知れない。 特に、身近な関係であればあるほど、意思疎通がはかれないと歯がゆくて苦しくなる。 4.他人に振り回されているとき 他人のひと言に一日中気分が左右される。 落ち込んでいたのにおだてられて急にハイになることもあれば、上機嫌だったのにひどいことを言われて落ち込むこともある。 動じていないふりをしながらも、心中穏やかじゃない。そんな自分が嫌いだ。 ストレスを受けずにいられる方法なんてない。しかし、コントロールすることはできる。 原因がわかっていれば、できるだけ避けて通ることができるし、気持ちも少しは楽でいられる。 状況をとらえるアングルをちょっとずらしてみるだけで、受けるストレスもかなり減らせる。
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