「進次郎、来い!」立憲・泉健太代表の挑発に「あなたが行くんだよ!」「まずは予選突破を」ツッコミ続出
「現職で引き続き(代表選に)出るのは初めてなので、異例ではないと思います」 立憲民主党代表選が告示される前日の9月6日、なんとか立候補に必要な推薦人20人が集まりすぐさま出馬会見に臨んだ泉健太代表。記者から「現職が告示日前日に出馬表明するのは異例だと思うが」と聞かれると、少しだけムッとした表情になり、こう答えた。理屈になっているような、いないような……。 【ランキング】「次の首相になってほしくない政治家」 「泉代表は25人の衆参議員が名前を連ねる『新政権研究会』を率いていますから、普通に考えれば推薦人の20人はすぐに集まるはずです。 しかし党の支持率は上がらず、『今後5年で政権交代を目指す』など後ろ向きの発言などもあり、党内では『泉離れ』が加速していました。野田佳彦元首相を推す小沢一郎氏の切り崩しもあり、同会の議員数人は野田氏など他候補の推薦に回ったようです。泉氏にとっては誤算でした」(立憲民主党担当記者) 泉氏の側近が「(20人まで)あと3人足りない。最後は泉代表が土下座をしてでも集める」と悲壮な戦いをしていたことが報道されたように、まさに薄氷を踏む状況での出馬だったと見られる。そのせいか、出馬会見に臨んだ泉氏の表情は、まるで代表に選ばれたかのような達成感に満ちていた。 もともと明るいキャラで知られる泉氏だが、当日は自民党の小泉進次郎氏が会見をしたこともあり、記者会見でも小泉氏の話題に。そのときの泉氏の軽妙な発言がSNSで期せずして突っ込まれている。 「記者から『小泉さんのような爽やかな刷新感がある方が与党の総裁となる可能性もあります。どうやって総選挙で勝っていくのですか』と質問されました。これに泉氏は『小泉さんが総裁になるなら、だからこそ泉健太でしょっていうふうに言っていきたいですね。負けませんよ。はい。むしろ勝たせていただきます。ぜひ『小泉進次郎、来い』と言いたいですね』と笑いを取りにきたのです」(政治担当記者) この会見直後からXには、呆れ声が投稿されている。 《小泉さんが来るんじゃなくて、あなたが行くんだよ!》 《イキる前に、まずは確実に予選突破をしなきゃね》 《いやいや完敗やろ(笑)》 《マイクパフォーマンスだけで中身がない》 《現職の代表なのに推薦人集めに苦労しているような人が小泉氏を挑発?大丈夫かね》 一方の進次郎氏は、同日の会見での“失礼質問”に対しての言葉巧みな対応で株をあげたばかり。 言葉の軽さが注目されてしまった現職代表の会見だった。