前回覇者・青森山田が初戦で敗れる大波乱! 流経大柏、静岡学園、前橋育英らがベスト16に名乗りを上げた一方、高岡を擁する日章学園も涙を呑む【選手権2回戦】
高川学園自慢のリスタートが炸裂!
[高校選手権・2回戦]12月31日 12月31日、第103回全国高校サッカー選手権の2回戦・第1試合の8ゲームが首都圏8会場で開催され、白熱の好ゲームが続出した。 【動画】高川学園の必殺技“トルメンタ”が青森山田を撃破! 3年前の準決勝の再現となった青森山田vs高川学園の一戦は、序盤から熾烈な中盤での潰し合いが繰り広げられた。前半をスコアレスで終え、迎えた後半10分、均衡を破ったのは高川学園だ。自慢のリスタートから味方選手のシュートがポストを叩き、こぼれたところをFW大森が頭で押し込んでゴールを割った。さらに同33分にはPKをゲットし、大森が豪快に決めてリードを広げた。36分に1点を返されるもそのまま逃げ切った高川学園が、前回覇者を2対1で下している。 ともに2回戦が初戦の流経大柏と佐賀東の強豪対決。先手を取ったのは流経大柏だった。前半13分、中央から軽快なパスワークで切り崩し、最後はFW山野が落ち着いて流し込む。同31分にはMF和田が相手GKとの1対1を制して追加点を挙げ、俄然優位に試合を進めた。後半も攻勢を緩めずにラッシュを仕掛けた流経大柏が、5対0の快勝を収めている。 1回戦でエースのFW高岡が3得点・2アシストと大暴れした日章学園と、堅守を誇る矢板中央が激突した“矛・盾合戦”。前半13分に矢板中央がFW加藤の鮮やかなミドルで先制点を奪うと、日章学園は同27分に左サイドを打破したMF有働の折り返しを高岡が蹴り込み、すかさず同点とする。後半も一進一退の攻防が続くなか、20分に矢板中央が勝ち越しに成功。途中出場のFW山下→FW朴と繋いで突き放す。これが決勝点となり、矢板中央が辛くも2対1で日章学園を振り切った。 等々力会場では東海大相模と草津東が対峙。草津東が前半17分、セットプレーからDF寺田が頭で決めて先制すれば、東海大相模も負けじと同37分、左サイドからDF佐藤碧が送った絶妙なクロスをMF長井がドンピシャヘッドで合わせてスコアを振り出しに戻す。後半はなかなか両者ゴールが生まれず、PK戦へ突入かと思われたアディショナルタイム4分、東海大相模が劇的な決勝点をもぎ取って凱歌を上げた。 2回戦・第1試合の結果は以下の通りだ。 【12月31日/2回戦】 高川学園(山口) 2-1 青森山田(青森) 明秀日立(茨城) 2-0 近大和歌山(和歌山) 東海大相模(神奈川) 2-1 草津東(滋賀) 静岡学園(静岡) 2-0 高知(高知) 帝京大可児(岐阜) 5-1 大分鶴崎(大分) 前橋育英(群馬) 2(6PK5)2 愛工大名電(愛知) 流経大柏(千葉) 5-0 佐賀東(佐賀) 矢板中央(栃木) 2-1 日章学園(宮崎) 構成●高校サッカーダイジェスト編集部
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