錦織が今季3度目のチャレンジャー大会で第3シードを倒して初戦突破 [ブラチスラバ・チャレンジャー/テニス]
錦織が今季3度目のチャレンジャー大会で第3シードを倒して初戦突破 [ブラチスラバ・チャレンジャー/テニス]
ATPツアー下部大会「スロバク・オープン」(チャレンジャー125/スロバキア・ブラチスラバ/10月28日~11月3日/賞金総額14万8625ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)が第3シードのマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-2 1-6 6-1で振りきりシードダウンを演じた。試合時間は1時間32分。 ~スロバク・オープンで初戦を突破した元世界4位の錦織選手~ 今季3度目のチャレンジャー大会参戦となる34歳の錦織は、ダイレクトインで本戦入り。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した前週のウィーン(ATP500/室内ハードコート)では、1回戦でジャック・ドレイパー(イギリス)に6-7(5) 5-7で敗れていた。 この結果で錦織は、フチョビッチとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2019年2月にロッテルダム(ATP500/室内ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、錦織が6-3 6-2で勝っていた。 2024年シーズンの錦織はパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)とデビスカップを含む12大会で合計22試合(シングルス)を戦い、12勝10敗の戦績で今大会を迎えている。 股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾ったあと7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。 錦織は2回戦で、オットー・ビルタネン(フィンランド)とルーカス・クライン(スロバキア)の勝者と対戦する。
テニスマガジン編集部