◆“推しロス”を乗り越えられる機能も…推し活が安心してできる信頼のおける相棒

　ドラマやアニメが数話終わってから推しが出演していることに気づき、「1話から見たかった」ということもある。「全自動ディーガ」ならドラマ・アニメ１クール分を自動で録画してくれるから、１話からまとめてみることもできる。 「推し活を始めたばかりの頃って、『こんなところに推しが出ているんだ』ということが結構ありました。また友達同士で『あのドラマ、よかったよね』と盛り上がっていて自分だけ見ていないと、『追いつきたい』と思いますよね。そんな時、全部録ってくれているのはありがたいです」 　MAICOは、2022年発売の同商品を推し活で愛用しているが、「機械音痴で、取説を読むのも苦手。そんな私でもちゃんと使えています（笑）。ただ推し活していると動画の量がすごく多くなっちゃうので、推しのシーンだけ編集したけど、その編集作業がちょっと面倒臭いなと」と言う。 　新モデルは推し活向けにリニューアルされ、全画面表示で視認性が向上。コマ送りをする際のコマ表示数も可能になり、「画面上のワイプに推しの顔が出ると癒されますし、よりうれしい気持ちで編集できますね（笑）」と使いやすくなった。 　さらに新機能「出演者おすすめ」は、視聴した番組の出演者に基づき「どんな出演者を好みそうか」を分析し、その人にお勧めの“推し”を提案。新しい“推し”との出会いも見つかる。 「推し活をしていると、自分の推しが引退したり脱退したりしてロスに陥ることもあります。やっぱその穴を埋めてくれるのは新しい推しだと思うし、それを探してくれる機能はすごくありがたい。辛いことがあっても、早く立ち直れそうな気がします」 　このほか、放送中の番組をスマホで視聴できるアプリ「どこでもディーガ」もあり、外出先でも視聴できる優れもの。MAICOは、「本当にこの子がいるだけで、推し活が安心してできて、信頼のおける相棒です」とやや興奮しながら語った。 （文／水野幸則）