猫は、いつだって自由でちょっと不思議。そんな唯一無二の魅力で私たちを虜にしてしまう。そんな魅力満点・個性豊かな猫との生活を、愛情たっぷりに描いた漫画を紹介する。猫好き・猫飼いの方はきっと共感の連続！ もちろん癒しや笑いを求めている人にもオススメしたい。 【漫画】『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン！』を読む 　時に振り回されることもあるが、やっぱり猫は愛おしくてたまらない。みんな違ってみんな可愛い、ユニークな猫たちの姿にぜひ癒されてほしい。 まとめ記事の目次 ●鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン！ ●黒猫ろんと暮らしたら ●夜は猫といっしょ ●世界一幸せな飼い主にしてくれた猫 ●タレ目猫そむが可愛すぎるんじゃ～！

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン！

（写真：ダ・ヴィンチWeb）

　マイペースで自由気ままなイメージが強い猫。猫を飼っていると、私たちが振り回されてしまうことも多いのではないだろうか。『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン！』には、そんな個性豊かで自由すぎる猫たちに翻弄される作者の日常が描かれている。猫好きには共感やあるあるの連続ばかりで、Xなどを中心に大人気の作品だ。

　元捨て猫・ぽんたはとにかくやりたい放題で、作者は完全にその尻に敷かれている。撫でると威嚇・ひっかき・噛みつきの攻撃、ご飯の催促にも作者の足を踏みつける傍若無人ぶりだ。作者の悲壮感漂う表情や、哀愁たっぷりなひと言には思わず笑みがこぼれるだろう。そんな上下関係がありつつも、日常的な触れ合いを大切にしたり、根気強くお世話をしたりと、猫への深い愛情がうかがえる。 　2巻からは捨て猫・アルフレッドも加わり、ドタバタな日常が加速する。2匹の猫の関係や、猫の健康問題など見どころはたくさん。奇想天外な猫たちと哀愁漂う作者の、愉快で愛情たっぷりな生活に癒されてみるのはいかがだろうか。

黒猫ろんと暮らしたら

（写真：ダ・ヴィンチWeb）

『黒猫ろんと暮らしたら』には一般的なクールで気ままなイメージとは真逆の、甘えん坊でドジな猫が登場する。ペットを飼うなら保護された子を引き取りたいと思っていた作者は、動物病院で出会った保護猫に運命を感じ引き取ることに。おとなしくて人懐っこい黒猫に「ろん」と名付け一緒に暮らし始める。