〔ロンドン外為〕円、153円台後半(11日正午)
【ロンドン時事】週明け11日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の利上げ観測が後退する中、1ドル=153円台後半に下落した。正午現在は153円71~81銭と、前週末午後4時(152円37~47銭)比1円34銭の円安・ドル高。 持ち高調整などによる円売り・ドル買いが優勢となった海外市場の流れを引き継いだ。10月の日銀金融政策決定会合の「主な意見」で追加利上げに慎重姿勢が示されていたことも円の押し下げ要因となった。ただ、円売り・ドル買い一巡後は底堅く推移し、もみ合う展開が続いた。 対ユーロは1ユーロ=163円89~99銭(前週末午後4時は163円77~87銭)と、12銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0657~0667ドル(同1.0743~0753ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2881~2891ドル(同1.2933~2943ドル)。