米メタとロイター、AIチャットボットで提携
[25日 ロイター] - 米メタは25日、ユーザーの質問に人工知能(AI)を活用して自動で応答するチャットボット「メタAI」に、ロイターのコンテンツを利用すると発表した。ニュースや時事問題に関する質問にリアルタイムで応答する。 両社の契約内容は非公表。メタは、誤情報や収益分配を巡る意見の対立で規制当局や報道機関から批判を浴びた後、自社サービス上でニュース関連のコンテンツを減らしていた。 AIチャットボットは、メタが運営するフェイスブックやワッツアップ、インスタグラムで利用できる。メタがロイターのコンテンツを大規模言語モデルのトレーニングに活用する方針かどうかは不明。 メタの広報担当者によると、AIチャットボットはニュース関連の質問にロイター記事の要約やリンクで応答するという。 ロイターは2020年からファクトチェックでメタと提携している。