久保建英先発のソシエダ、ヘタフェの猛攻を耐え凌ぐ…勝ち点「1」獲得もB・メンデスとトラオレが負傷交代
ラ・リーガ第4節が9月1日に行われ、ヘタフェとレアル・ソシエダが対戦した。 ここまで3試合を消化したラ・リーガで1勝2敗を記録しているレアル・ソシエダ。第2節エスパニョール戦で決勝弾を挙げた日本代表MF久保建英は、前節に続きこの試合でも先発した。対するは今シーズン未だ勝利がないヘタフェ。久保はかつて所属した古巣相手に、チームを勝利に導けるのだろうか。 試合は、立ち上がりからホームのヘタフェがレアル・ソシエダを圧倒。互いに決め手を欠いた前半だったが、ヘタフェが縦に速いスタイルを軸にゲームのリズムを掴む。一方のレアル・ソシエダは、28分に前節得点を挙げたブライス・メンデスが負傷交代。久保もボールに触れられない時間が続く。 スコアレスで突入した後半も、依然として流れを握るのはヘタフェ。久保は大きな見せ場を作れないまま、60分に交代でピッチを去った。さらに直後、苦しむレアル・ソシエダをさらなるアクシデントが襲う。61分に相手からプレスを受けたアマリ・トラオレが、後ろ向きの状態で大きく前線にクリア。すると、右ひざの裏を押さえ込み、B・メンデスに続いて負傷交代を余儀なくされた。 ヘタフェは、71分にボックス右角からカルレス・アレニャがクロスを供給。一度は相手にクリアされたものの、中央でフアン・イグレシアスがセカンドボールを回収し、フリーで待つオマル・アルデレーテにパスを繋ぐ。ゴールから距離があるなか、思い切りよく右足を一閃。強烈なシュートは枠を捉えたが、レアル・ソシエダのGKアレックス・レミロが弾き出した。 攻勢を強めるヘタフェは、84分にもチャンスを創出。ハーフライン付近からイグレシアスがフィードを送ると、クリスタントゥス・ウチェが高さを生かしてペナルティエリア内で競り勝つ。頭で落としたボールをペテル・ゴンサレスがシュートに持ち込むが、ヨン・マルティンがブロック。跳ね返りからアレニャが再びシュートを放つが、またもヨン・マルティンが体を張って弾き出した。 結局、そのまま試合は0-0で終了。ヘタフェが放ったシュートが16本だったのに対し、レアル・ソシエダは1本。猛攻を耐え凌いで1ポイントを獲得した。次節は15日に行われ、ヘタフェはアウェイでセビージャと対戦。レアル・ソシエダはホームでレアル・マドリードと対戦する。 【スコア】 ヘタフェ 0-0 レアル・ソシエダ 【得点者】 なし
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