低賃金なので「ファミレス」にすら行けないです。一般的な「外食費用」はどれくらいなのでしょうか?
働き方は人それぞれであり、そうした働き方によって収入がなかなか上がらないという人もいるでしょう。収入が低いと、外食もしづらくなってしまいます。外食もさまざまですが、ファミレスにすら行けないと嘆く人も少なくありません。 今回は、そもそも一般的な外食費用はどのくらいなのかを紹介します。また、外食に問題なく行けるよう収入を増やすための方法についても考えます。
外食にかける平均金額
総務省統計局の「家計調査」から、一般世帯における外食費用をみてみましょう。2023年12月分の結果をみると、2人以上の世帯における平均外食費は、月あたり1万6149円となっています。うち勤労者世帯に限定すると、1万9945円です。 また、2023年の単身世帯における月あたりの平均外食費は、9690円です。単身かつ勤労者世帯では、1万4269円となっています。2人以上の世帯と比べると少ないものの、働いている人であれば毎月1万4000~5000円程度は外食に費やしている状況となっているのです。 マイボイスコム株式会社が2023年に実施した、外食に関するアンケート調査もみてみましょう。同調査結果によると、夕食の外食頻度は「2~3ヶ月に1回程度」が22.7%と、もっとも多い結果となっています。ついで多かったのは「年に1回以下」と「月に数回程度」で、ともに15.1%です。「月に1回程度」も14.5%と、比較的近い割合でした。週に1回以上夕食を外食で済ませている人は少数派といえます。 夕食で外食する際の支出額を尋ねたところ、ボリュームゾーンは「2000~3000円未満」で15.7%でした。そのほか、「1000~1200円未満」が14.3%、「1400~1800円未満」と「4000円以上」がともに12.5%、「1800~2000円未満」が11.6%などと、似たような割合が並びます。支出額に関しては、人や家庭によってばらつきがあるともいえるでしょう。