死闘を制して王座奪還のクレベル・コイケ「鈴木は弱虫じゃなかった」 敗れた鈴木千裕は「彼に勝つために彼に技を教えてもらう」【RIZIN.49】
3R、圧をかける鈴木。クレベルはコーナーを背にする。鈴木は右ストレートをヒット。鈴木が左ハイもクレベルは効いてないのポーズ。鈴木は左フック、右カーフも単発。クレベルが前に出たところで右ストレート。クレベルがタックルから引き込む。鈴木は体を起こしてパウンドを狙う。クレベルは下から三角絞めを狙う。鈴木がヒジを打ち込むとクレベルが額をカットし流血。クレベルが下から三角絞めを狙う。鈴木は強引に外してパウンド。しかしクレベルが三角絞めをがっちり。鈴木は技をかけられながらも蹴り。クレベルがマウントを取ると腕十字を狙うが鈴木がしのぐ。ならばとクレベルはパウンド。残り1分。鈴木はなんとか脱出を図る。クレベルは鉄槌。鈴木も下からパンチを出す。クレベルが肩固めも鈴木がしのいだままゴング。 判定はグラウンドで終始主導権を握り続けたクレベルが3-0で勝利を収めた。 クレベルは試合後のマイクで「千裕、あなた強いよ。みんなチャンピオンに戻ったよ。1、2、3、ボペガー!」と記念すべき10回目の大晦日大会を締めくくった。
クレベルは試合後の会見で「1年半でチャンピオンに戻れてうれしい」と試合を終えての率直な感想を述べた。 鈴木については「2回目の試合でしたので経験を積んで自信を持って臨んでくるのは分かっていました。彼は自分のポジションをとてもうまくディフェンスしてきました」と前回の対戦からの進化を感じ取った様子。 激闘になったことについて語る中で「今日、もし自分が負けるとしたら自分自身に負けると思っていました。もちろん試合前から難しい試合になるとは分かっていました。鈴木は今までの試合で自信をつけているから、フェイスオフでもそれを感じました。ブンダモーリー、弱虫と読んでいたけどそんなことなかったです」と鈴木を評価した。 2025年の目標としては「防衛することです。今まで一度もやったことがない。2024年の目標はこのベルトを奪還することでしたが、今年の目標はそれを維持することです」と王座防衛への意欲を見せた。
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