MARA、7377BTCを貸し出していることを生産報告書で発表
時価総額で最大のビットコイン(BTC)マイニング企業であるMARAホールディングス(MARA Holdings)は、保有するビットコインから収益の回収と運営費の一部を賄うために、7377BTCを第三者に貸し出していると発表した。 1月3日に発表された生産報告書で、MARAは借り手についても、このプログラムに関するその他の詳細も明らかにしていない。同社の投資家向け広報担当バイスプレジデントであるロバート・サミュエルズ(Robert Samuels)氏は、Xへの投稿で、利回りは10%未満だと述べた。 「MARAのビットコイン貸付プログラムには大きな関心が寄せられている」とサミュエルズ氏は投稿した。「これは、実績のある第三者との短期契約に焦点を当てたものだ。1桁台前半の控えめな利回りで、2024年を通して行っている。長期的な目標は、運営費を相殺するのに十分な利回りを生み出すことだ」。 同社が先月生産したビットコインは890BTCで、11月より2%少ないことが報告書で明らかになった。それでも、4月の報酬半減以降では2番目に多い。 「我々は249ブロックをマイニングしたが、これは記録上、1カ月間では2番目に多いブロック数だ」と、会長兼CEOのフレッド・ティール(Fred Thiel)氏は報告書で述べた。「MARAプールは2024年に168%という素晴らしい年間ハッシュレート成長率を達成し、ビットコインのネットワーク成長率49%を上回った」。 2024年を通して、MARAは平均価格8万7205ドルで2万2065BTCを取得し、9457BTCをマイニングした。総保有量は4万4893BTCに達している。同社は、ビットコインを所有する上場企業としては、マイクロストラテジー(MicroStrategy)に次いで2番目の規模だ。MARAの株価は年初来で約14%上昇している。 |翻訳:CoinDesk JAPAN|編集:井上俊彦|画像:MARAホールディングスの会長兼CEO、フレッド・ティール氏。(Bradley Keoun/CoinDesk)|原文:MARA Holdings Lends Out 7,377 BTC to Generate Single Digit Yield
CoinDesk Japan 編集部