角田裕毅「力強いペースを示すことができた」ラスベガスGP9位を喜ぶも、ハースと点差が開いたことは「残念」…終盤2戦に照準|F1
2024年F1第22戦ラスベガスGPで9位入賞を果たしたVCARB角田裕毅が、ラスベガスの決勝を振り返った。 【動画】『マックス・フェルスタッペン‼ワールドチャンピオン』フェルスタッペンがノリスの前でチェッカーを受けドライバーズ4連覇達成…スフィアにもお祝いの映像が流れる VCARB勢は木曜日のFP1とFP2の段階ではそこまで速さを示すことができていなかったが、金曜日にはマシンバランスの改善に成功し予選では上向き調子となる。予選Q3に進出し7番グリッドを獲得したが、角田裕毅本人が「Q3に行けると思っていなかった」と語るほど、望外の予選結果だった。 決勝では7番手から好位をキープし、上位勢を追いかけながら戦況を進めた。レース中盤に入るとポイント争いの直接的なライバルであるニコ・ヒュルケンベルグを意識したストラテジーに切り替えるも、後方から迫ってきたヒュルケンベルグはペースが速く、残り5周で防ぎきれずP9にポジションを落としてしまう。 その後はフィニッシュチェッカーまでレッドブルのセルジオ・ペレスと競りながらP9を死守。ラスベガスGPで貴重な2ポイントをつかみ取っている。 角田はラスベガスGP終了後「決勝レースは簡単なものではなかった」と率直に語っている。VCARB公式メディア、自身のSNSを通してレースを振り返っている。
「今回、僕らは全力を尽くしたと思う。そしてチームとしては週末を通して前進を遂げた、大きな一戦だった」 「もちろん決勝でポイントを獲得できたことには満足しています。でも、同時に(ハースに先着され)コンストラクターズチャンピオンシップで数ポイントを失ったことは非常に残念です」 「ラスベガスではマシンの感触は良く、自信も持てた。それだけでなく、公式セッションが進むとともに良くなっていったし、レースでは力強いペースを示すことができた。その点については満足しています」 次は第23戦カタールGP。さらにその翌週には今季最終戦となる第24戦アブダビGPと2連戦で今季はシーズン締めくくりとなる。 「残りは2戦で、シーズン最後までできる限りのことをして戦いたい。次に控えているカタールGPを楽しみにしている」
【関連記事】
- ●フェルスタッペンが4連覇を達成!ラスベガスGP決勝はラッセルがポールトゥフィニッシュ&メルセデス1-2…角田裕毅はペレスの猛追しのぎ9位入賞|F1
- ●角田裕毅はサンパウロGP赤旗時チーム幹部と何を話していたのか…百戦錬磨の重鎮からは苦言、本人も反省点を自覚|WEDNESDAY F1 TIME
- ●角田裕毅がミラノ引っ越しを報告…盟友ガスリーとは「車で10分」のご近所、ウェルカムパーティー実施へ|WEDNESDAY F1 TIME
- ●ガスリー「ユウキとカラオケに行ったんだ。楽しい夜だったよ」ミラノの近所に引っ越した角田裕毅を大歓迎…今回もAdeleの名曲を熱唱|F1
- ●2024 F1日程・カレンダー・スケジュール|F1