【NFL】連続で大敗するも「必ずしも立ち往生しているわけではない」とイーグルスQBハーツ
現地10日(日)の夜、フィラデルフィア・イーグルスはダラス・カウボーイズとのアウェーの試合を33対13で落としており、これでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のライバルに2回連続で大敗を喫したことになった。 【動画】2023年第14週:イーグルスとカウボーイズの頂上決戦
サンフランシスコ・49ersと戦ったシーズン第13週に42対19で敗れたイーグルスは、2週連続で20点以上の大差で敗れている。20点差以上での連敗は、チップ・ケリーがイーグルスのヘッドコーチ(HC)だった2015年の第11週から第12週以来となる。
クオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツはパス27回中18回成功で197ヤード、ランで30ヤードにとどまり、初めてタッチダウンなしのゲームを生み出した。イーグルスのオフェンスはわずか2本のフィールドゴールを決めたのみで、ハーフタイム直前ではない通常のドライブ7回でファンブル3回を喫している。
QBハーツは、最近の苦戦は単なる一時的なものであり、より深刻な問題の兆候ではないと考えている。
チームの公式発表によると、ハーツは「これはオレたちが通り抜けていることであって、必ずしも立ち往生しているわけではない」と述べ、こうつけ加えたという。
「そこから学ばなければならないし、学ぶつもりだ。このまま突き進みたいという熱意もある」
イーグルスはここ数週間、完全なゲームをしておらず、シーズンを通して見ても少しずれが生じているようだ。イーグルスはここ最近の試合ではかろうじて勝利を収めており、バイウイーク明けのバッファロー・ビルズとカンザスシティ・チーフスとの試合で勝つには逆転が必要だった。
ニック・シリアニHC率いるイーグルスは、ある面で安定しないプレーを克服し、シーズンを通して勝利を積み重ねている。ある時はディフェンスが痛い目を見ることがあった。またある時にはオフェンスがターンオーバーを起こしたり、なかなかペースをつかめなかったりしたこともある。シーズン序盤は、片方がもう一方のミスをカバーしていた。しかしこの2週間では、両者とも大崩れしている。