日本と対戦のインドネシア 実力派DFが正式に国籍を取得!トヒル会長「待ち望んでいた」
2026年北中米W杯アジア最終予選で15日に日本代表と対戦するインドネシア代表に新たな戦力が加わる。 インドネシア国籍の取得に動いていたデンマーク1部コペンハーゲンの元U―21オランダ代表DFケビン・ディクス(28)が8日、正式に同国への帰化が認められた。同国メディア「LIPUTAN6」によると、元イタリア1部インテルのオーナーで同国サッカー連盟(PSSI)のエリック・トヒル会長は「神に感謝します」とし、手続きを急いでくれた関係者にも感謝したという。 すでにパスポートやIDカードの手続きも進んでおり、今後にインドネシア代表としてプレーするため選手登録などの手続きも急ピッチで進んでいる。トヒル会長は「欧州カンファレンスリーグで欧州の強豪クラブと戦えるなど、コペンハーゲンの最終ラインで非常に強力な選手であることを私たちは知っている。ケビンの加入は、まさに私たちが望んでいたことだ」と歓迎した。 インドネシアは15日に日本、19日にサウジアラビアとホームで対戦するが、オランダ1部トゥエンテに所属する同国代表DFミース・ヒルガークが負傷し、W杯予選に出場できるか不透明な状況。それだけにディクスの存在が勝敗にカギを握るという。同会長は「ホームの2試合だけではなく、他の試合でも」と選手登録の早期完了を望んでいた。
東スポWEB