これからの時期に増える夕立や台風による大雨…いったいなぜ起こる?
梅雨前線が起こる原理としては、南の暖かく湿った空気を持つ太平洋高気圧と、北の冷たい空気を持つオホーツク海高気圧が日本のあたりでぶつかります。この二つの境目を梅雨前線と呼ぶのです。 ちなみに、気象庁の「令和6年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」によると沖縄や四国地方では梅雨入りを迎えており、平年と比べると少し遅めとなっています。昨年の梅雨明けは沖縄で6月25日ごろ、東北北部では7月22日ごろであり、場所によって1ヶ月ほどの差が見られることがわかるので、気になる人は住んでいる地域で検索してみるとよいかもしれません。 またこのような雨の多い時期には、バイクの乗車時に気をつけることも多く存在しています。
たとえば急ブレーキ・急加速はスリップしやすく、白線や黄線、マンホールなどは滑りやすいため、傾けないよう十分に注意したいところです。ブレーキやハンドルが効かなくなってしまうハイドロプレーニング現象も起きやすくなっており、雨天時は事故が起こりやすい環境であることがわかります。 他にも、ヘルメットもくもりやすくなり視界が悪くなるだけでなく、グローブやシューズにも気を使うとよいでしょう。夏の暖かい時期であっても、濡れたまま走行することで手先が冷えてしまうこともあるため、防水対策がされているものを選ぶなど、事前の準備をしておくことが大切です。 ※ ※ ※ この時期の暖かくなる季節だからこそ起こる夕立や台風による大雨。雨天時には事故を防ぐために注意して運転をするほか、天気予報や雨雲レーダーなどで事前に確認をし、行動をすることが重要です。
Peacock Blue K.K.