結論:ランニングのビギナーにフィットネスウォッチやアプリは不要。十分楽しめます!
ウォッチなしでランニングして距離を記録する方法
Google MapやFootpathなどのツールで、コースの距離を計測または推定しましょう。 紙・デジタル問わずにカレンダーやノート、そのほかの方法で走った距離を都度書き留めておいて集計すればOKです。
ウォッチなしで走るとき、ペースをキープする方法
自分の体に耳を傾けましょう。 楽なペースや「ゾーン2」のペースで走っているときは、楽に呼吸ができて、いつまででも走っていられると感じられるくらいがちょうどいいです。 それより速いペースで走っているときは、ハードには感じるものの、ゴールで倒れるようなことにならずに、目標の距離を最後まで十分完走できるペースを目指します。それぞれのペースがどんな感じかは、徐々に体得できるでしょう。 多くのランニングアプリにあるガイド付きランニングでは、音声コーチ(ナレーター)が適切なレベルで走れるようコーチングしてくれます。1~10段階の5を目指すよう指示してくれたり、現在のペースでは体がどれくらいに感じるのがいいかを言葉で表現してくれたりします。
マラソンにはウォッチが必要?
それなりのランニング経験を積まずにマラソンのスタートラインに立つ人はいないはず。 だからこそ、マラソンのために基礎体力をつけながらランニングを継続しているうちに、ランニングウォッチを購入したい誘惑にすでに負けている人もいるかもしれません。 それでも、ウォッチが不可欠ということはないのです。事前にコースを決定し、感覚を頼りにペースを計り、ランニング距離の週計をノートに記録しながら、トレーニングを行なうことは十分に可能だからです。 実際に、ランニングウォッチが普及する10~15年前までは、皆、そうやってトレーニングしていました。あなたのタイムはレース主催者が記録してくれるし(通常、ゼッケンにチップが入っている) 、コース沿いには距離マーカーが掲示されていて自分がどこにいるのかがわかるようになっています。 バッテリーが消耗してしまうし、長時間外にいることになるので、レース当日はランニングアプリは使わないほうがいいでしょう。 代わりに、簡単なストップウォッチを身に着けて、それぞれの地点で事前に計算したスプリットタイムと比べることでペースをつかむことができます。
ビギナーに最適なランニングウォッチは?
ランニングのコツをつかんだら、改めてウォッチの購入を考えるかもしれません。 そのときはランナーにおすすめのウォッチガイドを参考にしてください。1つだけ選ぶとすれば、GarminのForerunnerシリーズが初めてのウォッチにはおすすめ。なかでもForerunner 165は、中価格帯の最新モデルなのでおすすめです。 ▼おすすめのフィットネスウォッチ: Source: Footpath, Strava, Hal Higdon, MapMyRun, Runkeeper, Adidas Running, Nike Run Club, Polar Beat, Intervals Pro
永木久美/OCiETe