結論:ランニングのビギナーにフィットネスウォッチやアプリは不要。十分楽しめます!
ランニングウォッチの代わりにスマホを使う方法
ここまで読んでも「やっぱりデータがあったほうがいい」と思っている人、心配いりません。距離やランニング時間、ペースをリアルタイムで表示、距離ごとのスプリットタイムまでヘッドホンから伝えてくれるランニングアプリは山ほどあります。 スマホのランニングアプリのメリット: ウォッチのようなデバイスを購入する必要がない。 いつでもスマホで数値が確認できる。 音楽も聴ける。 スマホのGPSがあるので、走ったルートがあとから見られる。 走った距離がアプリに集計されていく。 スマホのランニングアプリのデメリット: 低い平均ペースが記録されないようにウォームアップを端折ったり、レストを省いたりしてしまうかもしれないので、数値が見えてしまうのは望ましくないことも。 スマホのGPSトラッキングは、ウォッチのGPSトラッキングほど正確ではない。 GPSトラッキングは、GPSを使用しないときに比べてスマホのバッテリーをより早く消耗してしまう傾向がある。 心拍数トラッキングが使えない(チェストストラップをつけてBluetoothでスマホとペアリングしない限り)。 ちなみに、最近試して気に入ったのは、0.6マイル、0.5マイル、0.35マイルのような特定のワークアウトを行なうときに、ランニングアプリが音声でガイダンスしてくれる、というもの。 インターバル開始と終了のタイミングを耳元で心地よい音声できっちり知らせてくれるし、ペースを外しかけたらスピードアップやスローダウンするように通知してくれました。 こういった有益な機能を活用したいがために、ランニングウォッチを購入することになるかもしれませんね。ウォッチにはスマホのアプリと同じ機能が搭載されていて、さらにバッテリー持続時間が長く、数値が見やすいです。
コミュニティアプリの活用もおすすめ
ランニングアプリやウォッチのコミュニティーの機能を重視している人なら、定番のStravaを検討してみてどうでしょう。 Garminやそのほかのデバイスで記録をとっているランナーでも、すべてを一元管理するためにStravaにアップロードする人が多いです。デバイスを持っていなくても、Stravaのアプリから直接記録することも可能。 ただ、ソーシャルの機能はあなたの位置を公開してしまうこともあるので、プライバシーの設定をよく調べて必要以上の情報を共有しないように気をつけましょう。 ほかにも、MapMyRun、Runkeeper、Adidas Running(旧 Runtastic)、Nike Run Clubなどのランニングアプリが人気。 Polar BeatやIntervals Proなど、一般的なフィットネスアプリで、ランニングのデータを記録できるものもあります。