佐々木朗希の中4日、中5日登板は「慣れればできる」とロッテ・吉井監督 日本での5年間は「順調。大きなけがをさせずにホッとしている」
ロッテの吉井理人監督が12日、ZOZOマリンスタジアムで取材に応じ、今オフ、ポスティングシステムによる大リーグ移籍を目指すことになった佐々木朗希投手について言及。中4日や中5日の登板間隔で先発するメジャー流の起用法を「慣れればできると思う」と話した。「そこの準備ができているかと言えば正直、マリーンズにいるときにさせてないのでわからない」としながらも「自分の経験で言うと、慣れればできる」と繰り返した。同時に「それに今、メジャーは中4日よりも、中5日、中6日の方が多くなってきているので。彼は対応できるのではないかと思う」と付け加えた。 【写真】スタンドのファンの歓声に応える佐々木 帽子を取って誠実にあいさつ 吉井監督自身がかつてメジャーに挑戦したのは32歳のときだった。「おっさんになって、ある一定のレベルになって行くのと、これから伸びていくというレベルで行くのは全然違うかもしれない。厳しいと思いますよ」。23歳の若さで、まだまだ未完成で伸び代の方が大きい佐々木ならでは苦労があると予想しながらも「それを含めて彼は楽しんでやってくれるんじゃないか」と期待した。 佐々木のロッテ入団からここまでの5年間を「まだまだすごいピッチャーになると思うが、成長の度合いでいけば順調にきていると思う」と吉井監督。「大きなけがをさせずに旅立ってくれるのは、ホッとしています」と振り返った。