スワローズに欲しい!? ヤクルトのトレード獲得候補(2)当落線上の“タイトルホルダー”
ここまでリーグ最下位に沈んでいる2024年シーズンの東京ヤクルトスワローズ。2年連続でシーズン途中にトレード補強を行っており、今季もシーズン終盤に向けて、補強に動く可能性も十分に考えられる。ここでは、ヤクルトがトレードで獲得を狙いたい他球団の選手を紹介したい。(※今季成績は7月22日時点)
水上由伸(埼玉西武ライオンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:176cm/79kg ・生年月日:1998年7月13日 ・経歴:帝京三高 - 四国学院大 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト5位 2022年には最優秀中継ぎ投手のタイトルに輝いた水上由伸だが、ここ2年はもどかしいシーズンを過ごしている。 2020年育成選手ドラフト5位で埼玉西武ライオンズに入団。プロ1年目の5月に早くも支配下登録を勝ち取ると、同年は29試合に登板し、4ホールド、防御率2.33の好成績を残した。 さらに、翌2022年には年間を通してブルペンを支え、60試合登板で4勝4敗31ホールド、防御率1.77の好成績をマークし、新人王と最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。 ところが、昨季は開幕から状態が上がらず、一時は右肩のコンディション不良で戦線離脱。最終的に23試合の登板で防御率2.12にまとめたが、前年のような活躍を続けることはできなかった。 今季も開幕は一軍で迎えたが、12試合に登板して防御率9点台と精彩を欠き、5月中旬以降はファーム生活が続いている。 シュートボールが武器の水上だが、東京ヤクルトスワローズは木澤尚文などシュートボーラーの育成に定評がある。救援陣の厚みを増すためにも、リリーフの補強は大いにありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部