小泉今日子ら豪華スターと共演 日本昭和ポップスブームの先駆者 韓国のNight Tempoとは
日テレNEWS NNN
10月11日、東京・渋谷にあるライブスペースに、小泉今日子さんや早見優さん、野宮真貴さん、鈴木杏樹さんといった豪華アーティストたちが、ゲストとして集結したライブが行われました。主催するのは、韓国のDJ・Night Tempoさん。豪華アーティストたちから支持されるNight Tempoさんの“音楽のルーツ”について、さらに“日本の昭和ポップスの魅力”についてインタビューしました。 Night Tempoさんは、竹内まりやさんの楽曲『プラスティック・ラブ』のリエディットなど、シティポップ・ブームの火付け役の一人として話題となっている音楽プロデューサーです。さらに、DJとしても活躍していて、アイドルデュオ・Winkや中森明菜さんといった80年代の日本の昭和ポップスをダンス・ミュージックに再構築した楽曲を手掛けています。
■Night Tempoによって再認識される昭和の名曲 「現代でも80年代を体験できる」
渋谷でのライブには、2000年代生まれの20代の学生や、80年代ポップスがバイブルだった60代、さらには海外からのファンの姿も。幅広い年齢層ファンたちにNight Tempoさんの魅力について聞きました。 22歳の大学生は、「当時自分は生まれていなかったけど、80年代のサウンドと現代の音楽とミックスさせているところが、現代でも80年代を体験できるみたいな感じ。有名なところだと、『君は1000%』とか『フライディ・チャイナタウン』とかが好きです」と、生まれていなかった80年代の魅力を味わえるといいます。 Night Tempoさんのサイン入りTシャツでライブに来た30歳のファンは「好きになるきっかけとなった曲は、RA MUの『青山Killer物語』。EDMも好きなので、昭和歌謡とかシティポップというくくりから飛び出して、ダンスができる音楽というところも共鳴しています」と熱く語っていました。 さらに、当時楽曲を聴いていた60代のファンも「早見優さんや松本伊代さんなど、当時の名曲を拾って再生してくれるところにひかれました。当時、シティポップを聴いていた人たちに限らず、初めて聴く人たちにも幅広く聴かれていると思います」と明かしていました。