″令和のゴッドマザー″になる日は近い…?藤本美貴が業界関係者や視聴者から「大ウケ」の意外な理由
『モーニング娘。』や『アンジュルム』など、多数のアイドルを輩出した『ハロー!プロジェクト』出身者のなかで今、最も成功していると目されているのが藤本美貴(39)だ。 【画像】庄司にプンプン!お怒りモードの藤本美貴を発見撮! 「3人のお子さんの子育てがあるため、レギュラー番組こそ2本ですが、’19年に開設したYouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』でやっているお悩み相談が大ウケ。チャンネル登録者数は約78万人を誇り、メディア出演も増えています」(テレビ誌編集者) MCを務める『夫が寝たあとに』(テレビ朝日系)は放送開始から半年で放送枠が拡大され、見逃し配信も深夜帯としては異例の再生回数を誇っている。 「藤本は松浦亜弥(37)に続くソロアイドルとして’02年にデビュー。翌’03年に『モーニング娘。』に加入したあたりから、芸人顔負けのツッコミでメンバーをイジるトークセンスが一部テレビマンに評価されていました」(アイドルライター) ’07年には『モーニング娘。』の5代目リーダーに上り詰めるも、同年にFRIDAYが『品川庄司』庄司智春(48)との熱愛をスクープしたことでグループを脱退。庄司との結婚や出産を経て、メディアから姿を消していた時期もあったのだが――ここにきての隆盛を、制作会社ディレクターは「すべての条件が揃ったから」と分析する。 「3度の出産と子育てを経て、ママタレとしての引き出しが増えた。30代後半になったことで、トークのぶっちゃけぶりに磨きがかかっている。もう一つ、大きいのが″夫が庄司″だということ。あのボチボチな実力と売れ具合のおかげで、女性視聴者から反感を買わないのです」 夫の持ちギャグも「功を奏した」と放送作家は分析する。 「子育てで芸能活動をセーブしていた期間も、庄司は『ミキティ~!』と叫び続けた。おかげで″消えた″″過去の人″というネガティブイメージがつかなかった。庄司とテレビでは基本的に共演しないという戦略も功を奏し、夫婦タレントとしても消費されていない。その一方で、YouTubeでは夫婦仲が伝わる動画をアップして好感度を高めている。バランスのとり方が絶妙ですよね」 リアルな主婦目線によるコメントが支持されているが、それには彼女の育った意外な家庭環境も影響している。 「本人が明かしていますが、母子家庭で、決して裕福とは言えない経済状況だったそうです。アイドルとしてブレイクした後も、庶民の金銭感覚がしっかり身についている。だからこそ、視聴者の反感を買わずに攻めたトークができる。現在39歳ですが、40代に突入すれば、ますます言葉に説得力が出るでしょう。ご意見番的なポジションを築けるのではないか」(キー局プロデューサー) SNSなどで″映え写真″を投稿するママタレも多いが、藤本はあくまで自然体。これも支持される理由だ。 「クールビューティーなルックスなのに、アパレルのコラボ案件がイオンブランドだったりしますからね。アップする写真も変に加工したり、盛ったりしていない。この庶民っぽさが共感を呼ぶポイントです」(広告代理店関係者) 元アイドルが″ゴッドマザー″となって、テレビ業界を席巻する日は近い!? 『FRIDAY』2024年6月21日号より
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