東京2025世界陸上開幕まであと1年!佐藤拳太郎「絶対に成功させたい」寺田明日香「目指せたら」チケット追加販売も決定
来年9月に東京で開催される世界陸上（9月13日～21日、国立競技場他）の開幕まであと1年と迫り、13日に都内で「東京2025 世界陸上 1 Year To Go !セレモニー」が行われた。 【写真を見る】東京2025世界陸上開幕まであと1年!佐藤拳太郎「絶対に成功させたい」寺田明日香「目指せたら」チケット追加販売も決定 トークショーでは世界陸上4回出場、男子400m日本記録保持者の佐藤拳太郎（29、富士通）と女子100mハードルで世界陸上3回出場の寺田明日香（34、ジャパンクリエイト）が出席。 佐藤は「世界各国の選手が集まって、自身の最大のパフォーマンスを発揮するっていう世界最高峰のレースだから僕たちも楽しみ」と話し、「ついに来たな」と東京開催を喜んだ。2023年世界陸上ブダペストに出場した佐藤は、男子400m世界記録保持者のW.バンニーキルクに「日本じゃなかったらオリンピック（2021年）は開催できなかったからありがとうって伝えたい」と感謝を述べられたという。「世界各国の選手が来年の東京世界陸上を目指して競技をしているっていうことを伝えてくださって、それが私達にとってもすごい励み」といい、「絶対に成功させたいなという気持ちが今すごいあります。そのための努力は私達選手も惜しまないですし、皆さんで一緒に成功させましょう」と“東京2025世界陸上”の成功を呼び掛けた。 寺田は2009年の世界陸上ベルリンでウサイン・ボルトが100mの世界記録（9秒58）を出したレースを目の当たりにしたという。「スタジアム全体が歓声で揺れるぐらいになった」と振り返り、「私もそういう環境の中で、たくさんの応援をいただいて走りたいなって思ったのがすごく印象に残っています」と話した。 日本での開催は3回目となる世界陸上。東京での開催は2回目で、1991年以来34年ぶりとなる。「世界記録だったり、日本人選手の活躍を生で見られる機会ってのはなかなかないと思うので、ぜひ皆さんに来ていただければ嬉しい」と寺田。パリ五輪出場は叶わなかったが「来年の東京世界陸上は目指せたら」と意気込んだ。
