台風21号 温帯低気圧に変わるも 西・東日本では土砂災害に厳重警戒
台風21号は、きのう1日(金)21時に東シナ海で温帯低気圧に変わった。ただ、西日本では2日(土)にかけて、東日本では3日(日)にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、九州北部地方は、2日は土砂災害に厳重に警戒が必要だ。
台風から変わった低気圧は、前線を伴って東シナ海を東北東に進み、2日(土)は前線上の西日本で別の低気圧が発生し、3日(日)はじめにかけて東日本を通過する見込みだ。
低気圧や前線に向かって、台風21号を起源とする暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本では大気の状態が非常に不安定となる。