角田裕毅「悔しいレース週末」アメリカGPの内容を悔やむ…メキシコGPの逆襲に意欲「相性は悪くないと思う」|WEDNESDAY F1 TIME
第19戦アメリカGPを終えたVCARBの角田裕毅が、スプリント11位、決勝14位と不本意な内容に終わった、オースティンでの一戦について言及している。 【動画】角田裕毅「今回こそはポイントを目指していきたい」次戦メキシコGPに照準 角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #31』にリモート動画で出演し「アメリカGPは単刀直入に言って、悔しいレース週末になってしまった」と発言。デビューから3シーズン連続アメリカGP入賞だったものの、4年目にして初めてオースティンで入賞圏外になったことを悔やんだ。 「スプリントレースでもポイント争いをしていて、最終的に11番手を取ってしまったり」 「(決勝)レース中でもスタートは良かったけど、その後ストラテジーがうまくいかず、結局14位に終わってしまった。ただただフラストレーションが溜まるレースでした」
だがVCARBのマシンセッティングとしては前向きな要素もあったとのこと。 「チームとしてはポジティブなセットアップを導き出せた。今まで試せなかったこともいろいろ試すことができただけに将来につながるレースになったかなと思う」 「メキシコGPはクルマの相性は基本的に悪くないと思う。だから最大限活かして、今回こそはポイントを目指していきたい」 ハンガリーGPから入賞から遠ざかっており、サマーブレイク後の後半戦はノーポイントが続いている角田。本人としても「流れも自分としては良くしていきたい」と口にして、終盤戦での巻き返しに意欲を示している。 今季のF1は第20戦メキシコGP(10月25~27日)、第21戦サンパウロGP(11月1日~3日)と、中米と南米の連戦を消化してから中2週を挟み、ラスベガスGP、カタールGP、アブダビGPと終盤のトリプルヘッダーへと入っていく。 角田としてもこの5レースでしっかりと存在感を示したいところ。改めて真価が問われるシーズン終盤戦となる。