リアム・ローソン vs アロンソ!F1アメリカGPでのバトルで新たな敵対関係に!元王者とのバトルにレッドブル幹部は大絶賛!
レッドブルは、F1に再デビューしたリアム・ローソン(22歳)がオースティンで2度のチャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソと大げんかしたことを気にしていないようだ。 ローソンは、レッドブルのジュニアチームRBに解雇されたダニエル・リカルドの後任として、アメリカGPが初めて挑んだレースだった。 ローソンは、苦戦しているセルジオ・ペレスに代わって来年レッドブルのシニアチームに加わる可能性があるとうわさされているが、チームメイトである角田裕毅も同じ状況だ。 ■ホンダが推す角田裕毅、レッドブルの反応は? ホンダの支援を受ける角田だが、HRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)の渡辺康治社長は、レッドブル・レーシングでのテストを要求している。 これに対してレッドブルのヘルムート・マルコ博士は「アブダビでの計画している」と述べた。これはおそらくシーズン末のテストのことを指しているのだろう。 「しかし、ご存じのように、我々には(アイザック・)ハジャーと、今はリアム(・ストロール)もいる」 ■アロンソ vs ローソン ローソンは、先週土曜日のF1アメリカGPでのスプリントレースで、F1ベテランのアロンソの激しいホイール・トゥ・ホイールのバトルをして怒りを買った。 43歳のアロンソは、22歳のローソンを「バカ野郎」と無線で非難し、その後、若いローソンと口論しているところを目撃され、写真に撮られた。 ローソンは予選後、ピットレーンから出たところで再び接触があったことを明かした。 「彼が僕を妨害すると言っていて、実際にそうしたと思う」 「彼は本当に怒っていたけど、なぜなのか分からない。彼がこの件を乗り越えて、次に進めることを願っているよ」と大物ぶりを発揮している。 ■アロンソ、今後も戦うことを示唆 日曜日のメインレースが終わる頃には、アロンソはいくらか落ち着きを取り戻していたが、ローソンとの新たなライバル関係が今後も続く可能性があると警告した。 「トラック上ではみんなそれぞれ好きなように走るんだ。いいんじゃないかな。24レースあるんだから、シーズン中にはあちこちで顔を合わせることになる」 ■レッドブル首脳陣はべた褒め しかし、レッドブルのマルコ代表とクリスチャン・ホーナー代表は、ローソンとアロンソのバトルを楽しんだようだ。 「彼は週末を通してとても印象的だった。それにアロンソは文句を言っていたんだからね!」とホーナーも同意した。 「復帰後初のレースでフェルナンドとバトルして、肘を張って立ち向かうなら、それは良い兆候だと思う」 「彼は並外れたレースをしたと思う。スピードと勇気を見せつけた。素晴らしいカムバックだった」とホーナーは付け加えた。