日大再回答で関学大が会見(全文2)監督会見は本当の責任を曖昧にしている
日大選手が直接謝罪に来たときの状況は?
サンケイスポーツ:サンケイスポーツの【オオサワ 00:26:34】といいますけども、小野ディレクターにお伺いしたいんですけれども、18日に最初ちょっと、報道されていなかったんですけれども、直接に【*** 00:26:43】来られて、謝罪の場に同席されたということで、おそらくそこで謝るだけじゃなくて本当のことを話したんだろうなと、われわれは思ったんですけれども、その状況を具体的に教えていただいて、確信を得ると至った根拠のところ、ちょっと具体的に教えていただきたいんですけれども。 小野:この謝罪については、ここにも記しているとおり、日大DLの本人とご両親が来られて、関学QBの本人とご両親とお会いするという形を取って、私どもが少し遅れて参加を、出席をさせていただく形を取りました。私が入っていく前のことは分かりませんけれども、私が入っていった後、この日大DLの本人がこれまで起きたことについての説明をしていただいておりました。で、それはここに書かれているとおり、自分の手書きのメモに基づいて、きちんと説明をしておりまして、私自身はその内容について非常に信憑性が高いというふうに感じております。その態度も含めてそういうふうに感じておりました。 サンケイスポーツ::これはQBの選手のほうから求めたのではなくて、彼のほうからそこで説明されたんですか。 小野:一番最初に両方のご家族がお会いしてからどういうふうになっていたのかというところは、ちょっと私も入っていないので、その辺りも私自身も分かっておりませんけれども、私が入っていった後、あらためて説明していただくというような形になったと思います。 サンケイスポーツ:その翌日の19日に内田監督が来られたと思うんですけれども、ということは、その前日には、ご本人から監督さんのほうはある程度のことは聞いていらっしゃったということでして、それを聞いていた上で来られて、そういう説明はないという態度を取られた日大さんについて、監督はいかがですか。 鳥内:謝罪に来られたのは19日の、謝罪に、監督、コーチ、部長さん来られる直前に私は知ったので、そうですね。 小野:そのときに日大DLの方が来られた、謝罪についての内容については私のほうからも、鳥内監督にも詳しく説明、その段階でしておりませんでした。あったということだけ伝えておりまして、その段階ではという状況でした。で、ここにも書いてないかな、記してあった、どこかに記してあったかと思いますけれども、日大のほうで本人とお父さんが謝罪に行きたいというときに、いったん止められたということもそのときにおっしゃっておりましたし、そういうことをした場合に、戻った場合になんらかの不利益が起きる可能性があるなということを考えたりしたことと、それからそのことについて、われわれが、われわれのほうから公表する話ではないなというふうに思いましたので、そこは控えている状態になっていたということです。 サンケイスポーツ:小野さんは19日来られたときにどう思われました、内田監督に。ある程度分かっているのに言わないっていうことについて。 小野:謝罪に来られて、日本大学アメリカンフットボールとしての謝罪をお話をされるという形になっていましたので、それは内容についてもわれわれのほうで、その場所でここがおかしいとかそこがおかしいとかいうような質問はするべきでないというふうに思っておりましたので、謝罪の場を持って、その場を持ったということそのもので、謝罪の意というものを確認をさせていただいたというふうにご説明をさせていただいておりました。 【連載】日大再回答受け関学大が会見(全文3)へ続く