日大再回答で関学大が会見(全文2)監督会見は本当の責任を曖昧にしている
内田前監督、井上前コーチに言いたいことは?
フジテレビ:あらためて内田前監督、また井上前コーチに対する思い、言いたいことっていうのはどんなことになりますでしょうか。 鳥内:あの会見を見たときに、内田監督も謝罪に来られて、この件に関して全て私の責任ですとおっしゃいました。だけどあの【憂い目で 00:17:28】ああいうことを、自チームの選手が起こしたという声、あったわけですよね。その責任いうのは、やはりなぜかいうか、本当にそれを自分の責任であると考えるならば、あの会見においてもうちょっと発言内容は変わってたんじゃないかと思う。事実、どう言うたらいいんですかね。本当の責任を曖昧にしてるな、いう感じはします。 で、井上コーチですけど、やはり内田監督を気にしながらの、本当に思っていることを言えているのかなという印象はしました。 フジテレビ:ありがとうございました。
今後は日大アメフト部に質問書は送らないのか?
朝日新聞:朝日新聞の【オオグニ 00:18:25】と申します。小野ディレクターにお伺いします。確認になりますけれども、この後は部としては質問書などは日大のアメフト部のところには送らないということでよろしいかというのが1点と、もう1点、今後の方針の最後に、日大の当該選手およびそのご家族に対しても可能な限り支援の可能性を模索していきますとありますけど、具体的には決まってはないでしょうけど、これどういうことを想定されているのか。 小野:1つ目は、この質問し回答していただくということはもうこれ、次はもう質問は出さない予定であります。それはここに書かれているとおりです。2つ目のご質問については、なんらか必要があればというふうに考えております。謝罪も直接訪れ、本人の話も聞き、会見も聞かせていただいておりますので、西畠弁護士とも連絡は取らせていただいておりますので、何かわれわれができることがあれば、いつでも相談をしてくださいという話はしております。
日大選手と監督コーチの会見を見てどちらが真実だと感じたか?
毎日放送:すいません、毎日放送の【ヤマダ 00:19:57】と申します。お2人にお聞きしたいんですけれども、当該選手および監督の会見をご覧になられたと思うんですけども、お2人の心証としてはどちらが真実を語っていないと思われたかを教えていただけますでしょうか。 小野:それについてはいったん私のほうからまず先に。これはそれぞれ個人の印象だと思いますけれども、これは今の、われわれの方針のところにも書かせていただきましたけれども、やはり私自身は宮川くんの話に信憑性があるというふうに考えております。そうでないと事実関係を見ても整合性を保てないというふうに感じておりまして、私自身は宮川くんが勝手に判断してやった、指示を間違って解釈してあのようなことをやったというふうには正直考えておりません。これについては謝罪のときに宮川くん自身とお話をして、その態度や印象を見て確信を持っております。 鳥内:私も宮川くんが真実を語っているんだとは思います。で、内田監督と井上コーチですか。先ほど言いましたように井上コーチ自体が、非常に監督の存在を気にされてお話ししているような印象を受けました。大学のスポーツ、課外活動の中で、監督は怖いというのはあるんですけど、コーチですら物が言えないようなら、選手としてはもっとしゃべれないですよね。そういう中で、教育が本当にできるのかなというのが僕の意見です。 毎日放送:すいません、重なる点になるんですけれども、もし監督、コーチがうそをついていて、自分のチームの選手を守るとはまったく正反対の行為をしていることになると思うんですけども、それについては監督としてはどう思われるでしょうか。 鳥内:私としたら謝罪会見のときに、来られたときに、一切の責任は自分にありますと言われたので、やはりあの現場で起こったことは責任取ると。それに関して、先ほど言いましたように、本当に責任があると感じておられるのであれば、もうちょっと違う説明ができるんじゃないかと、そう思います。