「日経平均4万円」が意外と夢物語ではないシンプルな理由
年明けの東京株式市場は能登半島地震を受け下げてはじまったが、その後は大幅高が続いている(写真:ブルームバーグ)
昨年10月、モルガン・スタンレーやブラックロックに在籍したウォール街の名物ストラテジスト、バイロン・ウィーン氏が亡くなった。毎年、年初に発表する「びっくり10大予想」が有名で、ご存じの方も少なくないだろう。これに触発されて、他の金融機関でも似たような「びっくり予想」を公表する事例も多い。 ウィーン氏の「びっくり予想」の定義は、一般の投資家は発生確率が3分の1程度としか見ていないが、自分は50%以上の確率で起きると考えている事象、というものである。もちろん、そのような予想を毎年10個も考えて、なおかつ当てることはとても難しいことだが、投資の世界ではこのような考え方こそが大きな意味を持つ。
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田渕 直也