男子マラソンの川内優輝が故障から復活への第一歩 ハーフマラソンで「想定通り」のタイム 「練習の感覚と結果が一致して良かった」
マラソン男子の川内優輝が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新。同日出場した上尾シティハーフマラソンについて「想定通りの68分43(ネット68分24)。練習の感覚と結果が一致して良かったです」などと投稿して結果を報告した。 川内は年明けに「左臀部からハムストリング及び左腰に張りが出てしまいました」と投稿。4月には「左ハムストリング起始部腱損傷」による炎症が原因の座骨神経痛と診断され、リハビリを続けていた。 今回の上尾ハーフマラソンに向けては「痛みが出なければガーミン先生の予測タイムを上回る練習は積めたと思います」と投稿し、計測デバイスによる予想タイム1時間11分33秒を上回るタイムを出せそうな手応えも記していた。この日の投稿では「途中、脚が張ってきましたが痛みにならずにギリギリでした」と振り返り、「応援ありがとうございました」と沿道のファンに感謝するなどした。 さらにその直後には「2024年のハーフマラソンは今日で最後。13本目でようやく70分切りを達成」などと再び投稿。この日の記録は学習院大1年だった19年前に出した1時間7分3秒より1分以上も遅かったとしながらも「それでも1月に故障してから下記のような悲惨な状況だったので、明日以降に変な痛みがでなければ一歩前進です」と、今年出場した大会の結果を紹介しながら前向きな思いを記した。