阪神・石井「生まれたばかりの長男のミルク代に」4200万円アップの8200万円で笑顔のサイン
阪神の石井大智投手(27)が6日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、今季年俸4000万円から4200万円アップの8200万円でサインした。(金額は推定) 石井は今季、自己最多の56試合に登板。4勝1敗1セーブ30ホールド、防御率1・48とチームの勝ちパターンに貢献した。勝利数、セーブ、ホールドもすべてキャリアハイだった。 「ちょうど105%アップ。すごく満足しています。平田2軍監督も査定担当に上げてやってくれ、と言っていただいた。感謝してます。お歳暮?そうですね」と首脳陣の援護射撃にも笑顔を見せた。 今年9月に第1子となる長男が誕生したばかり。「おむつ代とミルク代の足しにしたい。家族のために上がった分は使いたい。もちろん自分への投資も」とさらなるレベルアップを誓った。 オフもこれまでの筋力強化から反応をテーマにして、異種競技にも挑戦中。指先を鍛えるボルダリングと「もともとパンチの感覚で投げているので」とキックボクシングで、体のスムーズな動きに取り組んでいる。 「独立リーグの高知も同じように経験している藤川監督のように、ファンを魅了するストレートを投げ、胴上げができるように頑張りたい」と独立リーグ組の一番星は、さらなる飛躍を期した。