ドジャース、ディビジョンシリーズの対戦相手は高確率でパドレス?
このダブルヘッダーの結果はどうあれ、メッツとブレーブスは少なくとも1試合は投手陣の主力を投入しなければならない可能性が高く、その後の第4シードと第5シードによるワイルドカードシリーズでは、パドレスが有利な状況でスタートラインにつくことになるかもしれない。
2戦先勝の短期決戦となるため、予断は許さないが、レギュラーシーズン後半戦で最強チームの1つだったパドレスは、ダルビッシュ有に加え、ディラン・シース、ジョー・マスグローブ、そしてマイケル・キングという豪華先発ローテーションが盤石の状態でポストシーズンに臨むため、ドジャースの待つディビジョンシリーズは、西地区ライバル対決という構図になる可能性が高そうだ。
仮にそうなった場合、現地識者はどちらが有利と見ているのか。その答えはパドレス優勢であり、現地9月29日(日本時間30日)に放送された『MLBネットワーク』の番組『MLBトゥナイト』では、この日出演したアドナン・バーク、カルロス・ペーニャ、アンソニー・レッカーの3人が揃って、ブレーブスとのワイルドカードシリーズを勝ち抜いたパドレスのディビジョンシリーズ勝ち抜けを予想。
レッカーに至っては、パドレスによる球団史上初のワールドシリーズ制覇という大胆予想を打ち出している(もちろんその場合、ダルビッシュにとっては悲願達成となる)。
ちなみに、ドジャースは最終盤に本拠地で迎えたパドレスとの地区優勝のかかった天王山シリーズこそ、2勝1敗と勝ち越しているが、シーズン全体では5勝8敗と負け越している。
一方、ブレーブスには今季5勝2敗と勝ち越しており、同じくディビジョンシリーズで対戦する可能性のあるメッツとは、今季の対戦成績を4勝2敗としている。ただし、ドジャースはシーズン後半に調子を上げたメッツとは、シーズン前半の5月以降対戦していない。
J SPORTS 編集部