【選挙妨害】問題から見えた政治の役割とは?
MC伊藤「表現の自由と選挙妨害の線引きは、当事者としても難しい問題になってくるのかなと思います」 舟山氏は、表現の自由、選挙活動、政治活動の自由がぶつかったときにどう調整していくのかについて「私、なんでもかんでも法律で縛るのがいいとも思わないんですよ」とコメントしました。 本来であれば、社会生活の中でお互い様、譲り合いみたいな関係が望ましいですが、今回のような事件が多発すると、(有権者に)判断材料が提供できなくなると懸念点を語ります。 人が聞けなくなるほどの妨害をするのはやめましょうなどの要件を書き込むのは1つの方向性であり「罰則等のあり方についても、これから検討を重ねていきたい」と舟山氏は述べました。
選挙妨害を受けた経験はない?!
MC伊藤「(選挙活動で)舟山さん自身が妨害と受け取れるようなことを見かけたことや感じたことはありますでしょうか」 舟山氏は、顎に手を当て「う~ん・・・」とうなりながら、しばらく熟考・・・。 「ないなあ。山形のみなさんは礼儀正しい。自分の選挙区でも自分以外の選挙区でも、体当たりされたことや危険な思いをしたとかは私自身はないです」ときっぱりと答えました。 「うるさい!ぐらいは言われたことがあるかな。それはすみませんという感じ」と舟山氏。 「邪魔にならない程度で、思いを伝える、いろんなみなさんの声を聞く。そういうところだったかな」と語りました。
舟山氏の最初の選挙演説の場所は、地元のスーパーの前。 「誰もいなきゃいいな」と思いつつ演説をしていたら、近所の知り合いに「あら!康江ちゃん!!」と言われて慌てたことも。 演説に慣れてきたら「聴衆者にもっといっぱいいてほしいなと思っちゃうあたりは、もう病気的ですか」と笑いながらエピソードを披露しました。 今回の選挙妨害の問題を通して「社会にいろんな意味で余裕がなくなっているのかな。社会がもっと風通しが良くなるような。それも、政治の大きな役割かもしれないなって、今回の件を見て思いました」と舟山氏は語っていました。