【2人のママ・衛藤美彩】子育てがしんどいときに救われたのは「美彩は世界一のママだから」という夫・源田選手の言葉
妹はやんちゃな兄を冷静に観察しています
――トークショーでは、息子さんは大きめの体格だとおっしゃっていました。源田選手に似て活発なのでしょうか? 衛藤 エネルギーのかたまりで体力もあって力も強い。「ザ・やんちゃ」みたいな男の子に育っています(笑)。まだ2歳ですが、3歳児くらいの体格で、できることも多いんですが、中身は2歳だから危なっかしくて目が離せません。公園では息子と体力勝負です。 この前も、あっという間にロープのジャングルジムに登ってしまい、しかも途中で足を踏みはずして落ちたんです。私もあわてて駆け寄ったんですが、一歩及ばず…。でも地面がやわらかかったのと、息子が上手に受け身をとったことでなんと無傷でした! 夫に話したら、運動神経がいい子は受け身がとれるんだよって。それはすごいことだけど、これからどんどん活発になるので、気をつけて見ていないといけないですよね。 ――娘さんとお兄ちゃんの関係性も教えてください。 衛藤 お兄ちゃんが騒いだりわーっと泣いたりしても、妹は動じない。肝がすわっている感じです。「あらお兄ちゃんが泣いているわ、大変ね」って、指をちゅっちゅ吸いながら静かに見ていますね(笑) もう少ししたら、一緒に遊んだりけんかをしたり、きょうだいとしてのかかわりが本格的に始まってきます。親としては、大人になってからもきょうだい仲よく、手を取り合える関係性でいてくれるといいなと思っています。 私自身、兄と弟とすごく仲がよくて、3人の絆が人生の支えになっているんです。何があっても味方だよって言い合える存在がいると心強いんじゃないかな。 ――最後に、育児真っただ中の今をどう感じているか、教えてください。 衛藤 子ども2人をいっぺんに抱っこして、ギャーッと泣かれて、いつも自分のことは後回しで…。毎日が目まぐるしく、実感はないけれど、きっと尊い時間を過ごしているんだと思います。 というのも、乃木坂46にいたころがそうで、当時は寝る時間もないし、家族にも会えないし、とにかく忙しくて。大変なこともたくさんありました。だけど、みんなで一緒にアイドルとして階段を駆け上っていったときの思い出は、輝かしいものとして心の宝箱の中にしまってあるんです。「乃木坂46の箱」を開けると、キラキラした時間がわーっとあふれ出てきます。 きっと今も同じ。ママがいないと2人は生きていけなかった、子どもたちにとってママとパパが全てだったっていう時間は、振り返ったときにきっと宝石みたいに輝いて見えるんだと思います。てんやわんやしているけれど、育児期は黄金期です。 お話・写真提供/衛藤美彩さん 取材・文/中澤夕美恵、たまひよONLINE編集部 子どもたちの成長がますます楽しみな衛藤さんファミリー。源田選手はオフシーズンに子育てを堪能すると意気込んでいるそうで、夫の溺愛っぷりを見るのも楽しみだと話してくれました。
衛藤美彩さん(えとうみさ)
PROFILE 1993年生まれ。大分県出身。アイドルグループ乃木坂46の一期生として約8年活動後、2019年に卒業。同年に埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手と結婚し、2022年1月に第1子・男の子、2023年12月に第2子・女の子を出産。現在はファッションモデルとして活躍中。 ●記事の内容は2024年11月の情報で、現在と異なる場合があります。
たまひよ ONLINE編集部