ECL制覇に導いたメンディリバル(C)Getty Images

オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督は、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ（ECL）制覇に喜びを爆発させている。 29日に行われたECL決勝で、オリンピアコスはフィオレンティーナと対戦。両チームともに見せ場を作るも得点を奪えないまま90分を終えて延長戦に突入すると、116分にアユーブ・エル・カービが値千金の決勝弾。1-0で勝利し、ECL初制覇を飾った。 ギリシャのスタディオ・アギア・ソフィアで行われた決勝で、ギリシャ勢として初の欧州サッカー連盟（UEFA）主催大会で優勝を飾ったオリンピアコス。さらにメンディリバル監督にとっては、昨季のヨーロッパリーグ優勝（セビージャ）に続き2シーズン連続のUEFA大会制覇に。異なるクラブで2シーズン連続ヨーロッパカップ戦の決勝進出、さらに優勝を手にした史上2人目の指揮官になった。 メンディリバル監督は試合後、「クラブが今まで達成できなかったことを成し遂げたんだ。大満足だよ。心から祝いたいね。PK戦になりそうな中で、我々は1つのプレーで勝利を手にすることができた。数年後もこの瞬間を思い出すだろう。我々が成し遂げたことについて考えた時、両手で頭を抱えるかもしれないね」と勝利の喜びを語り、以下に続けた。 「（2シーズン連続のヨーロッパカップ戦制覇について）このような成功がやって来るために多くの時間を要した。今まで、我々は他のことのために戦っていた。しかし今、このような大きなものがやって来た。歓迎しようじゃないか」 また、親交があり以前にはオリンピアコスの指揮官を務めていたエルネスト・バルベルデ監督の訪問があったことも明かし、自身の将来について「私の契約はもう1年間あり、ここから動くことはない」と語っている。