よかれと思ってしたことが迷惑に?犬へのおせっかいお世話に気をつけよう
愛情を伝えるために愛犬の頭の上からワシャワシャする
●大げさすぎるなで方が苦手な犬は多い!手を上から出して愛犬をなでようとすると、愛犬側からは視界に急に手が入ってくるため、警戒しやすいです。毛の流れに逆らうようななで方も苦手な犬が多く嫌と感じます。 愛犬に触れるときは、手を下から出すのが基本。胸元や首まわりなど、犬が触れられてうれしいと感じやすい場所を中心に毛流れに沿ってなでつつ、声がけもして愛情を伝えましょう。
散歩中に苦手な犬が来たら安心させるために抱っこですれ違う
●逃げられない状況で苦手な犬が近づいてくるのは恐怖!苦手な犬と抱っこされたまますれ違うのは、愛犬にとって身を守るための逃げる〞という手段がとれないため、パニックになりやすく噛みなどの攻撃行動が出ることも。飼い主さんへの信頼も揺らぎます。 歩きながらアイコンタクトで飼い主さんに集中させて苦手な犬をスルーするのが王道の方法なので、まずはそれの練習を。とっさに避けたい場合は抱っこしてすぐに距離をとってもOK。 心当たりのある項目はありましたか? 気づいて改善できるのは飼い主さんだけなので、今すぐに確認を! お話を伺った先生/しつけ教室「Pet LifeConsultingシンビオーシス」代表 岡田敏宏先生 参考/「いぬのきもち」2024年5月号『犬がイヤ!なこと21』 イラスト/徳丸ゆう 文/いぬのきもち編集室
いぬのきもちWeb編集室