日本時間10日のフランス戦へ日本代表SH小山「1つの仕事で終わらないこと」PR岡部「自分たちのラグビーを見せつけよう」
ラグビー日本代表が3日(日本時間4日)、遠征先のフランス・パリからオンライン取材に応じた。チームは先月30日に約1カ月間の欧州遠征へ出発し、同31日に練習を開始。今月9日(同10日)に「リポビタンDツアー2024」で、フランス代表とスタッド・ド・フランスで対戦する。 先月26日のニュージーランド代表戦(国立競技場)の大敗(●19-64)も踏まえ、攻守で相手よりも早く動くことを意識しながらトレーニングを重ねているという。 世界ランキング14位の日本は、4位のフランスとの対戦成績は過去1分け12敗。初金星奪取に向け、SH小山大輝(30)=埼玉=が「『超速(ラグビー)』は毎回一緒だが、キックも結構、使えるところは使っていきたいゲームプラン。(大事なのは)1つの仕事で終わらないこと」とポイントを挙げた。PR岡部崇人(29)=横浜=は「ラインアウト、スクラムはフランスにも優れるポイントというか、勝負できる武器の一つかな。ジャパンらしく、自分たちのラグビーを見せつけようという話はミーティングで出ている」と気合を入れた。 フランスのチームに所属するFWテビタ・タタフ(28)=ボルドー=はこの日、代表に合流した。2023年W杯代表のSH斎藤直人(27)=トゥールーズ=は4日から参加する予定。