【派閥と裏金事件】岸田総理の答弁に政治ジャーナリストは「連座制に前向き発言で、ニュースのネタを提供したから、あとはきょうの国会を乗り切れる」と踏んだのではないか【MBSニュース解説】
「連座制に前向き。ネタを提供したからあとは乗り切れる」と踏んだ?
(武田一顕氏)なんて言うのかな、要は国会答弁で言うと岸田さんは、「今日は連座制に前向きな発言をする」と。それでニュースのネタを提供したんだから、後のところは答弁をしないけども何とか乗り切れるんだと、そういう考え方をして、今日の国会を乗り切れると踏んだ、というふうに見てますね私は。支持率は大体各社とも底を打って、20%台に回復してきてますから、岸田さんとしては、今のところはこれで乗り切ろうという判断なんでしょうか。 ――今後の国会、注目ポイントはどこでしょうか? 来週から120兆円の予算を決める予算委員会が始まりますけども、その中で政治とカネの問題が引き続き追及されます。岸田さんが決めれば、与党で過半数持ってるわけで何でも法律作れるわけですから、どこまで踏み切れるかが注目です。逆に言うと、そこまで世論の反発・批判が強くなるかっていうところが一番の注目ポイントでしょう。来週は2月頭なので、各社が世論調査をしますから、そこで内閣の支持率がどうなるのか、自民党への支持率がどうなるのかっていうのを、与党側の議員は固唾をのんで見守っているところです。(2024年1月29日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)