〔東京外為〕ドル、157円台半ば=輸入企業の買いで上昇(26日正午)
26日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、国内輸入企業の買いなどで、1ドル=157円台半ばに上昇した。正午は、157円42~42銭と前日(午後5時、157円01~04銭)比41銭のドル高・円安。 25日の海外市場は、英国や米国など主要国の多くがクリスマスで休場。26日の東京時間の早朝は、ポジション調整の売買が交錯し、157円05~30銭程度でもみ合い。午前は、スポット応当日が月末と年末に当たるため、国内輸入企業など実需の買いが旺盛となり、157円40銭台に上昇した。 ドル円は、実需のフローでやや水準を切り上げたものの、新規の買い材料は見当たらず、157円台半ばで頭打ちとなっている。 午後は、年末で取引参加者が少ない中、157円台でのレンジ相場が予想される。市場では「27日に公表される日銀決定会合『主な意見』を確認したい」(国内銀行)との声が出ていた。 ユーロは朝方に比べ対円で上昇、対ドルは小動き。正午は、1ユーロ=163円69~71銭(前日午後5時、163円42~42銭)、対ドルでは1.0398~0399ドル(同1.0399~0405ドル)。