夜のウォーキング中に「ハイビーム」のまま市街地を走ってくる車が多く、眩しくてたまりません。「罰金対象」にはならないのですか?
ハイビームの正しい使い方
夜間の運転中には、基本的にハイビームで走行することで視野を確保できますが、対向車や歩行者、前走車がいるときにはロービームに切り替えることが重要です。 また、高速道路のトンネルや、大通りなどの街灯が整備されていて夜間でも明るく、ある程度視野が確保されている道路を走行する際には、常にロービームで走行しても問題はないと考えられます。 道路の明るさ、対向車や前走車、歩行者の有無などに応じて、ロービームとハイビームを適切に使い分ける必要があるでしょう。また「オートハイビーム機能」を備えた車の購入を検討するのも1つの方法です。切り替え忘れによる、違反の可能性を減らせるかもしれません。
夜間、ハイビームのまま走行し対向車や歩行者と行き違った場合、罰則対象となる可能性がある
夜間、ハイビームのままほかの車両や歩行者と行き違ったりドライバーの視界を邪魔したりした場合、罰則の対象となる可能性があることが分かりました。対向車や前走車、歩行者がいるときには、状況に応じてロービームに切り替えることが大切です。 仮に、ハイビームのまま行き違い、罰則の対象となった場合「減光等義務違反」として1点の違反点数と、普通車の場合には6000円の反則金が課されます。 走行中の状況に応じて、ロービームとハイビームを使い分けて安全を確保しながら、切り替え忘れによる違反を防ぎましょう。自動で切り替えてくれる「オートハイビーム機能」を備えた車も販売されているので、車を購入する際には検討してみてください。 出典 デジタル庁 e-Gov法令検索 道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)第三章 車両及び路面電車の交通方法 第十節 灯火及び合図 第五十二条 警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表 警視庁 交通違反の点数一覧表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部