名古屋グランパス歴代最高助っ人は? 出場試合数ランキング1位。あまりに偉大! ピクシーを超えた最高の守り神
32年目のシーズンを終えたJリーグでは、これまでにさまざまな選手がピッチに立ってきた。長い歴史で多くの助っ人が来日し、クラブの成功・発展に力を尽くして、さらにはレジェンドとなって愛された選手も多くいる。今回は、名古屋グランパスに所属した選手で最も多くJリーグの試合に出場した外国人選手を紹介する。※成績はJリーグ通算
1位:ミッチェル・ランゲラック(オーストラリア) 生年月日:1988年8月22日 Jリーグ通算出場数:241試合 在籍時期:2018-2024 オーストラリア人のミッチェル・ランゲラックは、ボルシア・ドルトムントやシュトゥットガルトといったドイツのクラブでゴールを守ったあと、2017/18シーズンにスペインのレバンテに所属し、2018シーズンに名古屋グランパスに加入している。 名古屋ですぐに定位置を獲得したランゲラックは、レジェンドである楢崎正剛の現役引退に伴い、2年目の2019シーズンから背番号「1」でプレーした。絶体絶命のピンチを神がかり的なセーブで救ったことも多く、2021シーズンには9試合連続無失点という偉業を達成。シジマールが持っていたJ1最長無失点記録を823分に更新し、ゴール前で圧倒的な存在感を放っている。 そして、2023シーズンの第13節・鹿島アントラーズ戦に出場したことでドラガン・ストイコビッチの記録を抜き、名古屋の外国人選手としての最多出場記録を更新。名実ともに、クラブの歴史にその名を刻むことになった。 そんなランゲラックは2024シーズン限りで名古屋からの退団を決断。最後まで守護神としての仕事を全うし、最終的にJリーグ通算出場数を「241」まで伸ばすと同時に、YBCルヴァンカップ優勝を置き土産に、母国オーストラリアに戻っている。
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