新十両・安青錦が連勝 ウクライナの「家族のため」に白星続ける
◇大相撲九州場所2日目(2024年11月11日 福岡国際センター) 新十両で東十両11枚目・安青錦(20=安治川部屋)が東十両10枚目の大青山(24=荒汐部屋)を寄り切りで破り初日から連勝となった。 立ち合いで低く立つ。左四つで1メートル91の大青山に寄られながらも我慢して、寄り切った。初日から連勝に「自分の形になってから長かった。ちょっとバタバタして良くない」と反省しきり。大きな相手に「がっぷりにならないように。自分の形で前に出ることだけ」と低く立って前に出ることを考えていたという。 「自分のため、家族のため」とウクライナの家族に毎日連絡しているという。連勝に「まだ長いので一日集中して自分の相撲を取りたい」と笑顔で会場を後にした。