ヤンキース・G.スタントン

■MLB　ワールドシリーズ第1戦　ドジャース－ヤンキース（日本時間26日　ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム） MLBワールドシリーズがいよいよ開幕し、ドジャース1点リードの6回にヤンキースのG.スタントンが6回1死一塁で逆転の2ラン本塁打を放った。ド軍は5回に犠飛で先制したが、好調スタントンの4戦連発にスタジアムは悲鳴に包まれた。 ドジャース先発のJ.フラハティ（29）は5回まで無失点と、快投を続けてきた。だが、1-0の6回、先頭J.ソトにヒットを許すと、ヤンキースの主砲A.ジャッジを3打席連続の空振り三振に仕留めるも、リーグ優勝決定シリーズMVPのスタントンに125mの豪快2ランを浴びた。大谷翔平（30）は第1打席が中飛、第2打席は空振り三振。 今年のWSはナ・リーグ覇者のドジャースと、ア・リーグを制したヤンキースが1981年以来、43年ぶりに激突。 ド軍は短縮シーズンの2020年以来4年ぶり、フルシーズンとしては1988年以来36年ぶりの優勝を目指し、ヤンキースは松井秀喜氏がMVPを獲得した2009年以来、15年ぶりの世界一を狙う。 昨年ヤンキースは7年ぶりにプレーオフ進出を逃すなど“失意”のシーズンだったが、今年はリーグ最高勝率で地区優勝。プレーオフはロイヤルズ（3勝1敗）、ガーディアンズ（4勝1敗）で勝ち上がり、15年ぶりのワールドシリーズ進出を果たした。