【格闘技】朝倉海のUFCでのライバルは誰? 今後予想される対戦候補たちとは
ブランドン・ロイバル
国籍:アメリカ 所属ジム:Factory X 戦績:17勝(KO:4/一本:9)7敗 平良達郎に初の黒星をつけたロイバルは、UFC世界フライ級ランキングで現在1位に位置している。戦績は24戦17勝7敗。現UFCフライ級王者パントージャに過去2度敗戦しており、1度目はリアネイキドチョークによる一本負けを喫している。しかし、ロイバルは平良だけでなく、現フライ級ランキング2位のブランドン・モレノにも勝利しており、その実力は確かなものだ。この事実が、逆にパントージャの強さをより印象づける形となっている。朝倉海のデビュー戦オファーを条件面で折り合わずに拒否したが、対戦には興味を示している。
ブランドン・モレノ
国籍:メキシコ 所属ジム:Fortis MMA 戦績:22勝(KO:5/一本:11)8敗2分 メキシコ人初の元UFC王者であり、現UFCフライ級ランキング2位の実力者であるモレノは、これまでパントージャと2度対戦している選手だ。1度目は判定で敗れ、2度目は自身が王者として臨んだ試合で僅差の1-2判定負けを喫し、フライ級王座を明け渡した。直近の試合では、2024年11月2日の『UFC Fight Night Edmonton』で同級3位の選手に3-0の大差で判定勝利を収めている。また、その前の試合では同級1位のロイバルに1-2で惜敗したものの、フライ級2位として高い実力を示した。だが、対ロイバルで触れたように、その実力者を2度制している現王者パントージャの壁の高さが際立つ。
鶴屋怜
国籍:日本 所属ジム:THE BLACKBELT JAPAN 戦績:10勝(KO:4/一本:4)0敗 UFCではまだ1戦1勝で、ライバルに挙げるには時期尚早といえる鶴屋怜(つるや・れい)だが、海のいきなりのタイトル挑戦に噛みついたことで話題となった。平良と同門の22歳のプロスペクトは、狭き門である『Road to UFC Season 2』フライ級トーナメント(Road to UFCはアジアのプロスペクト向けコンテスト)を勝ち上がり、自力で正式契約をもぎ取った。それだけにRIZINでの実績を後ろ盾にデビュー戦で王座挑戦する海に対して敵意をむき出しにした。鶴屋がそのビッグマウス通りに勝ちを重ねれば重ねるほど、対決への期待値があがっていくことになる。