右フック“一撃”で…“タオル投入”の衝撃KO パンチャー対決で“戦慄”の結末
緊迫感ある攻防の最中、“ガツン”とアゴを撃ち抜く右フックで一撃KO決着。被弾した選手はグニャリと崩れ落ちて“失神”。即座にセコンドからタオルが投入。ともにKO率80パーセントを誇るハードパンチャー対決は、戦慄の結末を迎えた。 【映像】“一撃”でタオル投入の衝撃KO 11月23日に名古屋国際会議場イベントホールで開催された「Krush.168」。西元 也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と天野颯大(キング・ムエ)の対戦は1ラウンド86秒での瞬殺劇。天野が西元との打撃戦で強烈な右をひと振りして劇的勝利を収めた。 対照的な両者の対決だ。現在5連勝中、うち3KOとK-1/Krushで上り調子の天野と、一時はタイトル戦線の有力候補として注目を集めたハードヒッター・西元。しかし西元は最近、思うような結果を残せず3年間勝利から見放されるなどKrushで4連敗中。長いトンネルから抜け出すきっかけをつかみたい重要な試合となる。 ゴングとともに積極的に出る西元に対し、天野はジワジワとプレッシャーをかけ、リング中央ではムエタイ仕込みの強い左ミドルをボディに叩き込む。 西元もミドル2発、しっかりと距離を取りながら左ジャブとテンポ良く反撃。互いの持ち味を発揮して迎えた1ラウンド開始1分。衝撃の結末が訪れる。 西元の右のカーフキックの蹴り際に合わせるように天野が右フックを一閃。強烈な拳が西元を捉えると、グニャリと崩れ落ちた西元が、足をピンと伸びたまま硬直して失神。危険なダウンの様子を受け、陣営から即座にタオルが投げ込まれた。 スローリプレーでも左のストレートを見せ反撃した西元の打ち際、空いたガード目掛けてガツンひと振り。その瞬間、頭部が揺れて前へと静かに崩落して、視線が泳ぐ西元の姿が。衝撃KOに「効いたな」「ガードが甘かった」「凄い失神だ」「完全に落ちていた」などファンからは驚きの声が相次いで寄せられた。
ABEMA TIMES編集部