【格闘技】朝倉海のUFCでのライバルは誰? 今後予想される対戦候補たちとは
日本時間12月8日(日)(現地7日)、アメリカ・ラスベガスのT-Mobileアリーナで開催される『UFC 310』にて、元RIZINバンタム級王者の朝倉海がUFCデビュー戦を迎え、いきなり現UFC世界フライ級王者アレシャンドリ・パントージャ(アレッシャンドリ・パントーハ)とのタイトルマッチに挑む。 【動画あり】朝倉海が対戦するかもしれない選手たちのファイトシーン!
朝倉海のUFCでのライバルは誰?
2012年のプロデビュー以来、21勝(KO:13/一本:3)4敗の戦績を挙げ、RIZINではバンタム級王者(61kg)まで上り詰めた朝倉海だが、UFC側からの要請もあり、まずはフライ級(56.7kg)戦線からスタートする。海にとってフライ級での戦いは約7年半ぶりとなるが、果たして世界最高峰の舞台では、どんな強敵が待っているのか。 ここでは現在のUFCフライ級のライバルたちについて紹介する。同階級は、現RIZINフライ級王者の堀口恭司がかつて参戦した階級で、2024年現在も海登場前から日本人選手が活躍している階級だ。
アレシャンドリ・パントージャ
国籍:ブラジル 所属ジム:American Top Team 戦績:28勝(KO:8/一本:10)5敗 まず一人目は、現UFCフライ級王者であり、朝倉海のUFCデビュー戦の相手を務めるパントージャ。UFCキャリア初期は不安定だったが、これまでの戦績は33戦28勝5敗と圧倒的な勝ち星を誇り、現在6連勝中とUFCフライ級では敵なしの状態だ。日本でも馴染み深い過去の対戦相手としては、佐々木憂流迦や、朝倉海を破ったマネル・ケイプに勝利している。また、所属ジムはアメリカン・トップチームとなり、海と対戦経験のある同僚(現RIZINフライ級王者の堀口恭司、元谷友貴)から直接情報や助言を得られる立場だ。様々な条件で優位に立つと見られる王者パントージャを相手に、果たして朝倉海は、どのような試合展開を見せるのか。
平良達郎
国籍:日本 所属ジム:THE BLACKBELT JAPAN 戦績:16勝(KO:5/一本:7)1敗 UFC世界フライ級ランキング5位で、日本人最多の6連勝を誇る平良達郎(たいら・たつろう)。若干24歳ながら17戦16勝1敗と好成績をマークしている実力者だ。現RIZINフェザー級王者の鈴木千裕とも交流が深く、練習を共にすることもある。日本人で最もUFCのベルトに近い選手とされ、タイトルマッチまであと一歩というところで、2024年10月に後述するブランドン・ロイバルに判定2-1で敗れ、プロキャリア初の黒星を喫した。実績と話題性からタイトル挑戦は先を越されたものの、朝倉海とも良いライバル関係を築きたいと発言していることから、今後、二人の対戦にも期待が寄せられる。