【全文】くい打ち不正問題(1)管理体制のあり方について「深く反省」
流用の19件のくいが届いているか調査する考えは?
読売新聞:読売新聞のトツカと言います。19に関してなんですけれど、これはこの物件を横浜のマンションと同じようにですね、この杭が刺さってるかどうかを調べるようなお考えはあるのでしょうか。あるいはそのとき、そういうまた費用の問題等発生するかというのはどういうふうに考えられてるかということと。 あと3枚目の資料でちょっと1点だけ確認があるんですけども。茨城県と千葉県に関しては、総計のところに丸括弧ってないんですけども、これは茨城県と千葉に関しては施工データ流用があった現場はないというふうにゼロというふうに考えてよろしいのか。たぶん足し算上、そうなってるかと思うんですけど、念のため確認です。お願いします。 平居:19件の現場につきましては、横浜の案件1件を除いて、今、今日現在、なんらかの不具合が発生しているという報告はありません。ただまだ元請け、元請けの建築会社さん等を含めて構造計算その他、きちっとやってるわけではございませんし、仮に大丈夫だというふうになったとしてもお使いになってる方の不安は消えませんでしょうから。そのお使いになってる方の不安をきちっと解消するために、旭化成建材としてやれることは精いっぱい個別に、これは時間が掛かることだと思いますけども。今日、明日ということにならないと思いますけど。きっちりやらせていただきたいと思いますが。 ご理解いただきたいのは、私たちは2次下請け、3次下請けという形で仕事をしているということはどういうこうことかといいますと、上物に関するデータをまったく持っていないんです。杭のデータしかないんです。で、杭のデータだけで安全性その他の検査は一切できません。上物の構造計算その他を持っていらっしゃる元請けさんと協力しない限り、そういうご安心も確保することができないんです。 従いまして、まだあれかな。実は1,100社を超える元請けさんに今回の場合は3,040件については、1,100社を超える元請けさんと元請け建設業者さんと一緒にやった仕事でございます。それらの元請けの建築業者さんときちっと協力しながらご了解をいただきながら、場合によってはいろんな情報も貸していただきながら。ただ少なくても時間は掛かっても全ての案件について、今後発生するであろう全ての案件について当面の安心ということに関しては、取りあえず今、地方自治体さんが発表してくれたのもありますし、元請けさんがこれから検討して発表してくれるものもあるでしょうけど、それとは別にして、本当にご不安を感じていらっしゃる方に対して、旭化成建材としてできる調査、場合によっては杭をちゃんと調べることも含めて考えているところでございます。以上です。 司会:あ、ちょっとお待ちください。あと費用とこの。 読売新聞:それとあとその19以外にも今後不正データの流用が確認されたこと出てくると思うんですけど。その場合に対して同じ考え方ということでよろしいですか。 平居:まったく同じです。その場合についてもまったく同じで元請けさんと協力しながら、協力を仰ぎながら1件1件、安心を。で、その場合の費用は、調査費用等などにつきましては旭化成が持つというふうに決めております。 読売新聞:千葉と茨城の。 平居:それはゼロです。括弧内がないのはすいません、ゼロです。(0)とすべきでした。すいませんでした。 司会:はい。ほかにございませんでしょうか。じゃあ後ろの。右の方。すいません。