「これからMSIの象徴になる」ノートPCまとめ。AIの機能ブーストが主流に
MSIブースのほぼ半分を占有した多彩なノートPCの数々を紹介します。ゲーミングからクリエイティブ、ビジネスまで、幅広いラインアップが揃い踏み! それぞれの分野で活躍を見込めるノートPCたちを見ていきましょう。 【もっと写真を見る】
MSIは1月7日~1月10日(現地時間)に開催するCES 2025にて、GeForce RTX 50シリーズ搭載の18型ゲーミングノートPCを発表しました。大画面でありながら高性能で、さらにはそれぞれに個性を持っているノートPCを紹介しましたが、MSIによるノートPCの進撃はこれだけでは終わりません。 さらに今回は、前回のCES 2025 MSIブースの記事で紹介した18型ゲーミングノートPCの展示があった入口より先。ブースの多くを占有した多彩なノートPCの数々を紹介します。 ゲーミングからクリエイティブ、ビジネスまで、幅広いラインアップが揃い踏み! それぞれの分野で活躍を見込める最新技術が詰まったノートPCたちを見ていきましょう! ゲーミング・クリエイター向け MSIの象徴になるハイエンドモデル MSIのノートPCの中でも、これから先に象徴的なモデルとなるだろう4台が見られたこちらのエリア。ゲーミングやクリエイター向けのハイエンドモデルが並びます。 ■Titan 18 HX AI Titan 18 HX AIは、ゲーマーのために最高のパフォーマンスを発揮するノートPCです。CPUはインテルCore Ultra 9、GPUはGeForce RTX 5090 Laptopを搭載。ディスプレーは18型、4K+(解像度3840×2400)、120Hz、Mini LED仕様で色彩豊かなビジュアルを提供します。 高性能放熱板を使用した「Vapor Chamber Cooler」を採用して、冷却システムも十分。長時間のプレイでも安定したパフォーマンスを維持します。コアなゲーマーやPCユーザーにオススメの一台です。 ■Raider A18 HX Raider A18 HXは、ゲーマーのニーズを捉えた一台。発表ほやほやのAMD Ryzen 9 9955HX3Dプロセッサーと、GeForce RTX 5090 Laptop GPUの組み合わせによって高いパフォーマンスを発揮します。ディスプレーは18型、4K+(解像度3840×2400)、Mini LED、120Hzの性能で滑らかなビジュアルを提供します。 独自のAI機能「MSI AI Engine」を搭載しており、アプリケーションの展開を高速かつ効率的に実行します。ゲームはもちろん、クリエイティブやビジネス、そのほかの娯楽にも嬉しい機能です。 ■Stealth 18 HX AI 薄型・軽量が特徴のStealth 18 HX AIは、クリエイターに最適なノートPC。CPUはインテルCore Ultra 9、GPUはGeForce RTX 5090 Laptopを搭載し、複雑なレンダリングや動画編集も快適に実行可能です。 18型のディスプレーは、正確な色再現性を実現するので、グラフィックデザインや写真・画像の編集にもグッド。こちらもMSI AI Engine搭載で、作業効率が向上し、より創造的な作業をサポートしてくれそうですね。 ■Vector A18 HX Vector A18 HXは、STEM(Science・Technology・Engineering・Mathematics)分野に最適なモデル。AMD Ryzen 9 9955HXプロセッサーとGeForce RTX 5080 Laptop GPUを搭載し、高度な計算やシミュレーションもスムーズに処理します。さまざまな環境で活躍を見込めるPCです。 さて、こちらのエリアには新たな筐体をデビューしたシリーズや、MSIが2025年に注力するというゲーミングシリーズが見られました。その性能はいかに? 新たな筐体の「Cyborg」シリーズ 新たな筐体を披露した「Cyborg」シリーズ。シリーズで最上位のタイプは、インテルCore Ultra 7プロセッサーとGeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載し、十分なゲーミング性能を発揮します。個性的な模様とRGBライティングが特徴的ですね。軽量設計と高い耐久性の本モデルはライトなゲームユーザーにもオススメです。 2025年に注力する予定の「Katana」シリーズ MSIが2025年に注力する予定という「Katana」シリーズ。CPUはインテルとAMDで選択可能で、GPUはGeForce RTX 4070 Laptopを搭載します。 FSPやバトルロイヤルのゲーマーに嬉しい144Hzの滑らか表示ディスプレーに加え、新設計強冷クーラー「Cooler Boost 5」、RGBライトが輝くスケルトンタイプのキーボードなど、ゲーミング要素が満載です。 ブース全体で「ゲーミング推し」というのを強く感じましたが、こちらのエリアではビジネス用途の新シリーズが見られました。名前は「Venture」。「ビジネスエリート」の肩書きを付けられた新たなノートPCの性能はどうでしょうか? 肩書きは「ビジネスエリート」 新シリーズ「Venture」 Venture Pro AI/Venture AIシリーズは、ビジネスエリートのニーズに応えるノートPC。先述のハイエンドなゲーミングPCと比べるとコンパクトなデザインで、最上位のタイプはインテルCore Ultra 7プロセッサーとGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載します。 MSI AI Engineを搭載し、生産性を最大化。高解像度ディスプレーと長時間駆動バッテリーで、外出先でも快適に作業ができます。セキュリティー機能も充実しており、まさにビジネスユースに最適ですね。 「Business & Productivity」に置かれたノートPCは文字どおり「ビジネス&生産性」において活躍を見込めるPCです。新たに仲間入りした「Venture」はこのエリアにも置かれていて、仕事での作業効率に期待できそうです。 あらゆる分野のノートPC 総じてAIで機能をブースト CES 2025でMSIは、ゲーム、クリエイティブ、ビジネスなど、あらゆる分野のノートPCを展示しました。加えて、各モデルでAI機能の搭載をアピールしていたように感じます。まさに「AI時代」にふさわしい製品ラインアップ。ノートPCにもAIによる機能ブーストが主流になると、MSIの展示に教えてもらったような気がします。 今回筆者はMSIに取材にかかる経費の一部を負担していただいてCES 2025を取材しました。ノートPCはもちろん、ブースではさらなる新製品が見られたので、以下の特集にて続報をお待ちください! ☆☆☆☆「CES2025」特集サイトはこちらから☆☆☆☆ 文● ドリブルまつなが/ASCII 編集● ASCII