篠原拓朗選手(No.65 LEON PYRAMID AMG)「本当に全部がうまく噛み合っていた」 | SUPER GT 2024 第6戦 SUGO【SUPERGT あの瞬間】
「あのとき、何があったの?」__ レースウィークの出来事、ドライバーに話してもらいたいと思いませんか? タフなレースを終えたドライバーに改めて話を聞く「SUPER GT あの瞬間」。2024年シーズンもレースの舞台裏に着目し、ドライバーの気持ちをコラムでお伝えします! 篠原拓朗選手「本当に全部がうまく噛み合っていた」 | SUPER GT 2024 第6戦 SUGO【SUPERGT あの瞬間】
悪天候に見舞われた第6戦SUGO。スケジュールが幾度も遅延するなか、後方スタートから虎視眈々と表彰台を狙っていたのがNo.65 LEON PYRAMID AMG。ドライアップする路面を完全に味方につけてポジションアップすると、終盤は激しいトップ争いの末に鮮やかな逆転劇を披露。富士大会からの2連勝でランキングもトップに浮上した。タフなレースで奮闘した篠原拓朗選手が戦いを振り返る。
── 第5戦鈴鹿が天候不良で延期に。結果、チームとしては第4戦富士に続いての2連勝となりました。改めて今お気持ちを聞かせてください。
篠原拓朗(以下、篠原):第4戦の富士は予選もポールポジションでしたし、決勝もレースをリードできていたので優勝はとてもうれしかったのですが、今回の第6戦のSUGOに関しては、予選が行われず(※1)、それも15位スタートだったので、まさか優勝できるとは思っていなくて、本当にびっくりとうれしさとが混ざっていますね。 ※1:当日は天候不良により、予選が実施されず。代わって、朝の公式練習で記録したタイムによって、決勝スターティンググリッドが決定した。
── なぜ、今回は15番手からのスタートになってしまったのですか?
篠原:フリー走行(公式練習)で雨量が若干少なくなって、みんなタイムを出し始めたタイミングに、(65号車は)ちょうどピットに入ってしまいまして。もろもろ作業をしてピットを出る、というところで、タイミングが若干外れてしまったことが要因ですね。
── つまり、他車と同じようなタイミングでアタックしていたら、15番手ということはなかったのかも……そんな感じですか?