【F1】角田裕毅が昇格なしの最大要因「爆発的な気性でフェルスタッペンとの共存は複雑」
F1のRBに所属する角田裕毅(24)が来季姉妹チームのレッドブルに昇格できなかったのはエースドライバーのマックス・フェルスタッペン(27)の存在が理由だった。 専門メディア「GPBLOG」は「レッドブルがセルジオ・ペレスを放出し、角田は同チームへの昇格を逃した。最高顧問(シニアアドバイザー)のヘルムート・マルコ博士によると、日本人トライバーはフェルスタッペンのチームメートになるのは難しいと考えたためだという」と報道。第1ドライバーのパフォーマンスに影響が出ることを懸念したからだった。 同メディアは「コース上で他のドライバーの行動に対し、しばしば興奮する彼のために『トラフィック・パラダイス』という言葉がF1用語に定着した。これはレッドブルにとって問題である」と指摘。かねてレースであらわになる角田の感情的なふるまいが問題視されていたことが最大の理由だったという。 さらにFIジャーナリストのビンセント・グロ氏も「爆発的な気性の持ち主。だから角田はRBで行き詰まっているのだと思う。遠慮のないパイロットだからだ。フェルスタッペンとの共存は(昇格した)リアム(ローソン)との共存よりも複雑だ」と語っている。同メディアは「角田がレッドブルでチャンスをあたえられなかった理由はフェルスタッペン」と断言していた。
東スポWEB